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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第966回

バーミヤンではあえて“八角なし”魯肉飯を販売

ショック。魯肉飯の本場では“八角”を使わないのがブームらしい……

2024年03月25日 18時40分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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魯肉飯、お好きですか?

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。もう3月の終わりなので、桜が開くのを今か今かと待っているのですが、なかなか咲かないですね。宴会の集合時間を間違えて店に来ちゃった気分(どういうことだか)。

バーミヤンで台湾フェア開催中

台湾の人気店「潮味決(チャオ・ウェイ・ジュエ)」コラボ

 さておき、バーミヤンでは旅行の気分も高まる春に向けて「台湾展(タイワンフェア)」を3月14日より開催しています。

台湾屋台で人気の蚵仔煎(オアチェン)など食べられます

 台湾で人気のお店とコラボをした「麻辣湯(マーラータン)」をはじめ「酸辣湯麺(サンラータンメン)」、「蚵仔煎(オアチェン)」など台湾グルメを揃えていいますよ。

当然「魯肉飯」もあるのですが……

 台湾グルメといえば! ということで定番の「魯肉飯(ルーローハン)」ももちろん用意されているのですが、この魯肉飯、“あの香り”がしません。

 そう、八角の独特の香りがしないんです!

 魯肉飯というと、脂がのった豚肉をトロトロと甘辛いタレで煮込んでご飯を盛り付けた料理。国内でも台湾グルメの人気から、コンビニやファミレスでも見かける機会が増えてきました。

 この魯肉飯、味わいとしては日本でいう“角煮丼”あたりに近いのですが、特徴的な香りのスパイス“八角”を使用していることが多く、その香りが「いかにも台湾らしいな」と、個人的に思っていました。国内のお店の魯肉飯は、ほとんどが八角の香りがしていた印象ですが……。

 なんと今、台湾では八角を使用しない魯肉飯がトレンドだそうです。バーミヤンのメニュー開発の責任者である福島シェフが、今回の台湾フェアのために現地に赴いたところ、そう教えてもらったとのこと。

すかいらーくホールディングス マーケティング本部 メニュー・プロモ統括BM開発チーム上席スタッフ 福島宣嘉氏

 たしかに、台湾では魯肉飯に必ずしも八角を使用するわけではないとは聞いたことがありますが、私が台湾に行った時に食べた魯肉飯は、八角がきいていました。

 しかしそれも数年前。バーミヤンの福島シェフによると、今は八角を使用しない魯肉飯の人気が高まっているんだとか。

▲八角なしのミニ魯肉飯(ルーローハン)362円
 バーミヤンで期間限定発売中


 バーミヤンでは何度か“八角有り”の魯肉飯を販売してきたことがありますが、今回のフェアでは“八角なし”。台湾の人気店にならって、あえて青菜や煮卵のトッピングは付けず、ザーサイを添えただけのシンプルな仕立てになっています。

 サイズも、台湾では魯肉飯を小ぶりの器に盛り付けることが多いことから、ミニサイズのみの用意です。

八角なしの魯肉飯。お味は?

 八角なしの魯肉飯いただいてみたところ、脂がのった柔らかい豚肉に、醤油ベースの濃い味付けのタレが染みていて、とてもご飯が進みました。細かいカットなので食べやすいのも嬉しく、さらに歯ごたえあるザーサイもいいバランス。

 ミニサイズながらお肉の脂のトロジュワな感じが堪能できて、ラーメンのお供に満足度が高いのですが……。

 やっぱり、個人的には八角の香りがちょっと恋しいような!

 あなたは八角なしの魯肉飯、どう思うでしょう。気になった人はバーミヤンで味わってみてください。

麻辣湯は複雑なスパイスがきいておりヤミツキになる味わいでした

 「麻辣湯」など台湾フェアのメニューとご一緒に(関連記事:バーミヤン、台湾フェアの「麻辣湯」が旨すぎでヤミツキになる!)。

↑動画もどうぞ!

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ナベコ

酒好きご飯好きのライター、編集者。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

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