単一のBaaSプラットフォームとして、包括的なデータ保護と復旧を実現
Veeam、 Microsoft 365・Azure向けBaaS「Veeam Data Cloud」を提供開始
2024年03月11日 11時15分更新
データ保護ソフトウェアの米Veeam Softwareは、2月29日(米国時間)、Microsoft 365およびMicrosoft Azure向けのBaaS(Backup as a Service)である「Veeam Data Cloud」を、グローバルで提供開始したことを発表した。
Veeam Data Cloudは、バックアップソフトウェアやインフラストラクチャ、ストレージを含むオールインワンサービスを提供するBaaSプラットフォーム。ゼロトラストアーキテクチャーに基づき設計されており、バックアップデータの保存先(リポジトリ)として、本番環境から隔離されたAzure Blob Storageを活用する。
Microsoft 365向けBaaSの「Veeam Data Cloud for Microsoft 365」は、既存製品であるVeeam Backup for Microsoft 365をベースに開発。Microsoft Exchange Online、SharePoint Online、OneDrive for BusinessおよびTeamsの包括的なデータ保護と復旧を提供する。最新のウェブUIで、直観的にバックアップジョブの作成やリストアの完了、インサイトの取得が行える。
Microsoft Azure向けの「Veeam Data Cloud for Microsoft Azure」は、Veeamで初めてとなるAzure向けのBaaSとなる。Azure VM、Azure SQLおよびAzure Filesに対して包括的なデータ保護と復旧の機能を提供する。