ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。折しもバレンタインデーである2月14日に、牛丼チェーンで変化球のメニューが登場しました。
“鍋焼き”スタイルの「ちゃんぽんうどん」新登場
すき家は「海鮮ちゃんぽんうどん」各種を2月14日に販売開始。イカゲソやえびなど9種類の具材がのったちゃんぽん風の“うどん”だそうです。卓上でぐつぐつと煮込む“鍋焼き”スタイル。
スタンダードな「海鮮ちゃんぽんうどん」以外に、「チーズ海鮮ちゃんぽんうどん」「キムチ海鮮ちゃんぽんうどん」が選べます。
牛丼チェーンでちゃんぽん風うどん、しかも鍋焼きで提供と、何から何まで斬新なメニュー。
「チーズ海鮮ちゃんぽんうどん」を食べてみた
気になりすぎてさっそく食べてみました!
「チーズ海鮮ちゃんぽんうどん」に、今回は「ごはんミニ」を付けて、セットで990円でした。
固形燃料に火を付けた卓上コンロで提供されます。すき家の冬の定番「牛すき鍋定食」みたいですね。
ちなみにすき家では、鍋定食に入っているうどん以外で、大々的に「うどん」メニューを出したことはないようで(少なくともここ近年はない)、うどんがメインなのも革新的です。
スープはトロリとしていて、すすってみると、海鮮のだしが凝縮したクリーミーで濃厚な味わい。
麺はもっちりしたうどん。一般的なちゃんぽん麺とは別ものですが、しっかりスープが絡んできます。
うどんはそこまで太くはないけれど、煮込んでもプチンと切れることがなくて安心しました。すき家は、京風うどんでおなじのなか卯と同じゼンショー系列なので、うどんはお手の物なのかもしれません。
とにかく、火にかけたまま食べられるので、口の中はアツアツ。うどんだけではなく、イカゲソやえびといった海鮮の具材や野菜がたっぷりなのですが、どれもアツアツでおいしくいただけます。
おっと、ナルトも見つけました。ナルトがあると忍者ハットリくんのほっぺを見つけたようで、うれしくなります。
煮込んでいくと……まるでシチューのように!
時間が経つと煮詰まってきて、スープのトロミが増していきます。さらにチーズも溶け込んで、コクも濃厚に。
あ、この感じ。まるでシチューみたい!
そう、魚介の旨みが詰まったちゃんぽんスープは、ジャンルこそ違えど、身体の中から温まるシチューのようなクリーミーな味わい。チーズが加わるとなおさらです。
セットのご飯をどのタイミングで食べるべきか迷っていましたが、結局鍋に入れちゃいました。
チーズがトロ~リ。シチュー雑炊のような味わいです!
冬にうれしい滋味深さが詰まった味わい。ご飯を入れたことで炭水化物がプラスされて旨さが増大し(!)、ハフハフしながらご飯もうどんも夢中でかっこんでしまいました。
最後はほとんど汁気が残りませんでした。スープをたっぷり吸ったうどんもご飯もおいしかったです! 底の方は少し焦げついた感じに。そこが“鍋焼き”の醍醐味ですね。
身体の中から温まっておいしかった! 寒い日にぴったり。ただし猫舌の人は火傷に注意してくださいね。
あなたはどう食べるのか?可能性を秘めた「海鮮ちゃんぽんうどん」
すき家の「海鮮ちゃんぽんうどん」は、ちゃんぽんだと思って食べると、麺が違って意表を突かれます。あくまで、もちもちとした“鍋焼き”のうどん。
しかも、うどんとしては珍しいトロリとしたクリーミーなタイプのスープ。「うまい、なるほど、こう来るか」と驚かされます。
そして、人を惑わせるのはお得なご飯セット。ちゃんぽんをおかずにご飯を食べるのか、スープに入れるのか、少し考えてしまいます。
おそらく、模範解答はないので「好きなように食べる」で合っているのですが、とにかく経験がないメニュー。「これ合っている?」と少しハラハラしながらも自分の勘を信じて実践するのみ!
まるで、すき家さんからどう食べるか試されているみたい。してやったりな笑い声が聞こえてくるようです(大袈裟)。大胆不敵なメニューとでも言いましょうか!
今回「チーズ海鮮ちゃんぽんうどん」を食べましたが、「キムチ海鮮ちゃんぽんうどん」だとまた違った方向性になるのかも。挑戦したい気持ちにさせてくれます!
なお「海鮮ちゃんぽんうどん」各種はテイクアウトもできます。2月14日に配信したYouTube「ゆるくていいとも超」では、テイクアウトを実食しているので、そちらもチェックしてみてください。

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