自社運用で得た知見をもとに“運用DXソリューション”として展開
NEC、オブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」を販売開始
2024年02月14日 11時00分更新
NECとNew Relicは、2024年2月14日、パートナー契約の締結を発表した。NECでは同日より、オブザーバビリティプラットフォームである「New Relic」のライセンス販売を開始する。
New Relicは、SaaSとして提供されるオブザーバビリティプラットフォームであり、あらゆるタイプのデータを収集・可視化する 「Telemetry Data Platform」と、アプリケーションやインフラストラクチャ、ログ、カスタマーエクスペリエンスなどをフルスタックで分析可能とする「Full Stack Observability」から構成される。New Relicの利用により、トラブルの早期認識や早期解決に加え、顧客体験改善のための気づきを得ることができる。
またNECは、自社を“ゼロ番目のクライアント(顧客)”としてテクノロジーを実践する「クライアントゼロ」の考え方のもと、2023年3月よりNew Relicを社内導入。New Relicの導入は、同社の運用領域のDX加速に向けた、分散クラウド環境を前提とした運用プラットフォームへの移行の一環であり、自社システムでの活用による知見やノウハウをもとに運用DXソリューションとしてNew Relicを展開していく。