シェゾとの出会いを描いた「魔導物語」エピソード2のリメイク作!

『魔導物語II ~アルル16才~(ゲームギア版)』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!

2023年12月12日 12時55分更新

文● ミヤザキ/ASCII

 D4エンタープライズは12月12日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、1994年にコンパイルがリリースした『魔導物語II ~アルル16才~(ゲームギア版)』を配信開始した。価格は990円。

「魔導物語」エピソード2のリメイク作!
シェゾとの出会いを描いたドタバタの冒険が再び!!

 とある山道を、女の子が一人歩いています。彼女の名前は「アルル・ナジャ」。遥か彼方にある古代魔導スクールへ入学するため、旅をしています。しかし、行けども行けどもスクールには着きません。

 「ひぃひぃ……、遠すぎるよぉ……」一休みしようと思ったとき、一匹のリュンクスがやってきました。そしてアッという間に、アルルの財布は抜き取られてしまいました。

 「あああああ! ちょっと、それ返してっ!!」必死に逃げるリュンクスを、アルルは追いかけます。そのとき突然、目の前に煙が! なんと、中から現れたのは、目元が危ないハンサムなお兄さん。早く逃げないと、何をされるかわかりません。

 だけどアルルは、お兄さんに見とれているのでした……。

 本作は1994年にリリースされたロールプレイングゲーム。『魔導物語1-2-3』の『エピソード2』をコンシューマー機向けに移植したもので、シェゾとの出会い&地下迷宮からの脱出劇を描いた内容となっている。

 ゲームは複数階に渡る8×8のダンジョンを冒険することになり、戦闘はランダムエンカウントのターンバトルを採用。コミカルな音声はもちろん、アルルの体力や魔力の残量やステータス状態が“言葉・表情・音楽”で表現されるファジー・パラメーターシステムといったユニークなシステムは必見だ。

 『エピソード2』をコンシューマー機向けに移植したものだが、単なるベタ移植ではなく、最初に登場する牢屋の見張りがオリジナルと違うモンスターだったり、シェゾがしつこく追っかけてきたり、姿こそ見せないもののルルーが妨害してくるなどコンシューマーならではのストーリー展開が楽しめる。

 ほかにも細かいところだがオリジナルと異なる変更が加えられているので、ファンならそうした違いを探してプレイしてみると新たな発見があるかもしれない。

紹介動画

特典

 特典として、当時のマニュアルをPDFで収録している。

【ゲーム情報】

タイトル:魔導物語II ~アルル16才~(ゲームギア版)
ジャンル:ロールプレイングゲーム
メーカー:コンパイル
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2023年12月12日)
価格:990円

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