熱血少年“しらとりゲン”となって“機装神ゲンカイザー”とともに幻星界を冒険しよう!

『機装神伝ゲンカイザー(PC-9801版)』が「プロジェクトEGG」で本日9月26日に配信!

2023年09月26日 17時35分更新

文● ASCII

 D4エンタープライズは9月26日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、TGL(現:エンターグラム)が1995年にリリースした『機装神伝ゲンカイザー(PC-9801版)』を配信開始した。価格は770円(キャンペーン終了後は1100円)となる。

 神、この世に人間界を作りしとき、人間とそのほかの生き物たちに住む場所をお与えん。曰く、獣人、鳥人、妖精、そして、妖魔。神、互いに争わなぬよう五層からなる大地を創造せん。

 第一階層に水と緑の大地を、第二階層に炎と巌を、第三階層に氷と雲を、第四階層に光と虹を、頂きの第五階層には神自身の大きな神殿を創造し、下界の民の暮らす様を眺めているという。

 

 ある日妖魔は言う「我らの住める場所が狭すぎる」と。そして神に「五層の大地、これらすべて我らによこせ」と。双方の緊張が高まりしとき、五層の大地より七人の勇者が現れた。激しい死闘、妖魔千人に対して一人の勇者が毎日のごとく倒れていった。

 最後に残りし勇者、妖魔の王を打ち倒しこの世に平和が訪れん。哀れと思い神、勇者の姿を常世に残し、この世の守護者とし、偉大なる力を与えんとす。この時より、幻世界は平和の波に包まれん。

 古代ミズナ聖書第1章一節より抜粋。

 本作は1995年にリリースされたシミュレーションRPG。プレイヤーは爆熱中学2年D組の熱血少年“しらとりゲン”となって“機装神ゲンカイザー”とともに、五層からなる幻星界を冒険する。

 ゲームはトップビューを採用。RPGのような感覚でプレイが可能で、街の人と会話をして情報を集めたり、アイテムを探していく。要所で現れる敵との戦闘はターンバトルを採用しており、ユニット一つ一つを動かして戦う。攻撃や防御シーンではテンポ良いアニメーションが盛り上げてくれるだろう。

 なお、本作では攻撃側は反撃されることなくダメージを与えられ、HPがゼロになっても回復すれば戦線復帰が可能。そうしたことから、簡単に攻略できそうに思えるが、そうしたシンプルルールの半面で、地上と空中の概念なども用意されており、手応えのある戦いが楽しめる。

 TGLの初メカストーリーとして話題となった本作。わかりやすいゲームシステム、その手のファンのツボを抑えたキャラデザイン、心地よいBGMなど、『ファーランド』シリーズとは似て非なる面白さが体験できる意欲作だ。

紹介動画

特典

 特典として、当時のマニュアルをPDFとして収録している。

 

【ゲーム情報】

タイトル:機装神伝ゲンカイザー(PC-9801版)
ジャンル:シミュレーションRPG
メーカー:エンターグラム
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2023年9月26日)
価格:770円
※キャンペーン終了後は1100円での配信となります。

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう