ひぱひぱ~! ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。
9月は十五夜のシーズンであることから「月見バーガー」など月見グルメが盛んです。最近だと、これまで月見メニューをやっていなかったチェーンも新しく参入してきて、まさに“月見バトル“の様相を呈しています。
日本生まれのハンバーガーチェーン、モスバーガーは、独自のフォカッチャ生地でを使用した「月見フォカッチャ」で、2022年から初めて月見に参戦しました。こちら、登場するやいなや話題に。あまりの売れ行きで、販売開始から2週間足らずで一時販売休止となってしまうほどでした。
突然登場したモスバーガーの月見がここまで話題になると誰が予想したでしょうか。まるでダークホース。しかし、月見フォカッチャが売れたのには理由があります。ナベコアイで分析してみました。
そもそも、モスのフォカッチャはおいしい
理由のひとつはおいしいからです。「分析になってないぞ、コラ!」という声が聞こえてきそうですが、言わせてください。モスのフォカッチャはそもそも人気なんです。
モスバーガーでは秋冬の期間限定商品としてフォカッチャを2000年~2014年の期間で10回も販売していました。そこから少し間を空けて、2021年には7年ぶりとなるシリーズ商品「フォカッチャサンド 馬蹄型ソーセージ&グランピングソース」を販売しました。こちらは約180万食の売り上げを記録(関連リリース)。
つまり、モスバーガーのフォカッチャは2000年より断続的に登場している人気シリーズで、もちろん、相応のファンもついているはずです。月見フォカッチャはパッと出てきて売れたわけではなく、フォカッチャシリーズとして人気の土台ができていたのです。
セーラームーンがハマった
昨年、月見フォカッチャは人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」とコラボレーションしていました。セーラームーンのキメ台詞である「月にかわって、おしおきよ」になぞらえた「月見にかわって、おいしいよ」のキャッチフレーズが記憶に残っている人も多いのでは。
キャラのイラストを配したポスタービジュアルがあまりに可愛くて、ファンがドハマりしたのではないかと予想。私ナベコもそのひとりで、昨年は商品が登場するとほぼ同時に店舗に足を運び、月見フォカッチャを食べておしおきポーズをキメてやりました(翔んで埼玉ポーズとちょっと似ているけど異なる)。
アニメとのコラボが販売訴求に効果的だったのではないか、という要因です。
そこまで売れると思っていなかった
最後にこちら。昨年月見フォカッチャは、販売から2週間で一時休売となりました。理由は、販売予想に対して売行きが伸び食材の調達が間に合わなくなったからなのですが、そのあたりもう少しみてみましょう。
「(中略)『月見フォカッチャ』は、月見商戦などの話題とともに好調な販売となり、発売後8日間で当初の期間目標であった160万食の半数となる80万食を販売いたしました。以降も大変なご好評をいただいており、食材の調達が間に合わない状況となっております(リリースより)」
160万食が販売目標であった、と。おや? 先ほど触れましたが、2021年度に販売したフォカッチャは約180万食売上げています。なぜそれより目標数を下げていたのでしょう?
もちろん他の商品との兼ね合いや、世の中の動きなど、いろいろな事情を加味しているのでしょうけど、結果、見込み以上に売れてしましました(うれしい悲鳴なんでしょうけど)。
一時販売休止になったため人気が爆発的だったという印象ですが、この休止の期間で総数としては足止めとなってしまったようです。昨年登場した期間限定バーガーだと、「白いモスバーガー」が販売総数としては月見フォカッチャを上回っています(関連記事)。
月見フォカッチャが売れたのは事実だけど、販売休止になったという報じられることによって、売行好調という印象をより強くしている側面があります。
今年はどうなるか?
2年目となる今年こそ、月見フォカッチャの真価が問われるのかもしれません。今年は美少女戦士セーラームーンとのコラボはありませんので、そのあたりもどう影響するのか気になります。
ナベコの見通しとしては、これ、今年も当たるって! なぜなら、いろいろ言ってきたけど、商品として単純に魅力的なんですよ。もっちしたフォカッチャ生地が、肉汁溢れるソーセージと、とろけるたまごを包み込み心躍る味わい。バーベキューソースがちょっとピリ辛で食欲をそそります。野菜がたっぷりなのもいい!
なによりほかのバーガーチェーンにはない個性的な商品ですから。今年も跳ねること間違いなしと思いますよ。月にかわって、フォカッチャるよ~。

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