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PCデスクをお手頃アイテムで超便利に! オススメ上海問屋アイテムはコレだ! 第12回

上海問屋「やわらかいやほん2 DN-916211 」をレビュー

「やわらかいイヤホン」を、私たちはどのように使えば良いのか?

2023年07月26日 20時00分更新

文● 山田/ASCII

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「やわらかいやほん」

やわらかい+イヤホン=やわらかいやほん

 一日働いた。ここからは自分の時間だ。夕食を済ませる。風呂に入る。眠る前に、寝転んで少しゆっくりとした時間を過ごしたい。そんなとき、いいお供になるのがイヤホン。

 ところが、いいお供であるはずのイヤホンが、時に私たちを攻撃してくることがある。そう、その「硬さ」という武器によって!

 寝転んでいるときというのは、姿勢を変えたくなるものだ。仰向け、右側臥、左側臥、うつ伏せ。イヤホンが耳を攻撃してくるのは、側臥になっているとき。イヤホンの硬度が耳を圧迫し、痛くなってくるのだ。

なぜ、イヤーピース一体型の製品なのに、3サイズのイヤーピースも同梱されているのかについては、後述します

 この問題に対して抜本的な解決策になるのが、上海問屋「やわらかいやほん2 DN-916211」だ。価格は1180円。「やわらかいやほん」という、気の抜けたような名前がかわいい。「やわらかい」と「いやほん」という2つの言葉をくっつけている、ダジャレのような名前である。

 見かけ状、一般的な有線イヤホンなのだが、超小型のハウジングに柔らかいシリコンイヤーピースを被せていて、外耳に、硬度による圧がかかりにくくなっている。

 コンセプトとして、ASMR動画や音声の視聴を意識して作られているため、音質は刺激が少なめのマイルド寄り。サイズが小さいために、装着しても耳から突出する部分が少なく、寝転がって使った際にも、邪魔になりにくいのだ。つまり、1日の最後にゴロゴロしながら使うときに最適な仕様を持っているのである。

 しかも、やわらかいやほん「2」である。初代じゃない。2代目だ。前モデルからの変更点は、より耳から抜け落ちにくい形状に変わっており、ケーブルにも、より強度の高い布巻きタイプを採用している。

やわらかいだけかと思えば、やわらかいだけじゃない

 ここまで読んで、「なるほど、やわらかいんだね。だから寝転びながら使っても耳が痛くなりにくいんだね」と思った人も多いはず。というか、皆がそうとしか思わないはず。

これはもはや、やわらかいやほん2と呼べるのか?(写真:上海問屋製品サイトより)

 ところがやわらかいやほん2には隠された能力がある。超小型ハウジングを剥き出しにして、別形態のイヤーピースを装着すれば、単に超小型のイヤホンとしても使えるのである。

イヤーピースはS、M、Lの3サイズを同梱。あれ? やわらかいだけかと思えば、普通のイヤホンっぽい感じもあるんだな。

リモコン機能付きのマイクを搭載。ケーブルは丈夫な布巻きタイプ

 ボリューム増減、再生と停止、通話の応答に使えるリモコンもついているし。実際に聞いてみれば、音も豊かだし(周波数帯域20-20kHz)。驚くほど軽いし(12g)。やっぱり面白いな。上海問屋。どんな風に使うのが良いのかというテーマで書こうとしたけど、結論は、寝転んでリラックスしながら使うのには最高だけど、カスタマイズ性もあるし、どんな風にも使えるってことになる。

 ところで、やわらかいやほん2を、やわらかいイヤーピースを外した状態で使っても、やわらかいやほん2と呼んでいいのだろうか?

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