台湾で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2023」取材と、同じく台湾でのANAピカチュウジェットHN特別塗装機の取材が重なり、5月下旬から都合2週間ほど、台湾(台北)とベトナム(ハノイ)に滞在していました。今回はそのうち、ベトナムでの通信環境や格安宿、最新の電子決済、移動手段などをお届けしたいと思います。
台湾に宿泊し続けるより
ベトナムに立ち寄るほうが安かった
取材日程が少し開いていたこともあり、最初はいったん日本に帰国するプランで考えていました。しかしながら、LCCでも日本〜台北の往復で4万円台後半からとなり、2往復で合計10万近い金額になってしまいます。それに、その時期の台北の宿は個室が1日5000円程度では予約できず、滞在費を抑えるためには、相部屋の格安宿泊施設となるドミトリー(1泊2000円以上〜)に泊まるほかありません。財布も身体も厳しくなります。それに、台湾は美味しい食べ物も多いため、うっかりすると食費も結構かかってしまいます。
なにか良いアイディアはないかと調べていると、台北からベトナムへ行く航空券が片道2万円弱〜2万円台前半で売り出されているのを発見しました。さらに、ベトナムなら宿も個室が1泊2600円くらいで物価も安いため、食費などの滞在費も抑えられます。台北のドミトリーで2週間滞在し続けても、途中でベトナムに移動して台北に戻ってきても滞在費的に大差はなさそうだし、むしろ快適なのでは……ということで、台北から4泊5日でベトナム・ハノイへと旅をすることにしたのでした。
ノイバイ空港では、到着ロビーに並ぶショップでSIMを購入します。店頭で話を聞いてみると、5G対応でeSIMもあるとのことなので、ひとまず物理SIMを1枚とeSIMを1枚購入しました。料金はどちらも35万ドン(約2140円)です。データ無制限のものを購入したのですが、使いすぎて滞在中極端に通信が遅くなるようなことはありませんでした。ただ滞在中一度も5Gにはならなかったので、エリア的にはまだまだなのかもしれません。
ちなみに、SIMを購入したショップにはクレジットカードのコンタクトレス決済対応のマークがあったため、スマートフォンでVISAのタッチ決済を試したところ、無事、使うことができました。そのほか、ホテルの決済端末もコンタクトレス決済対応のマークがあり、スマホで支払うことができてとてもスムーズでした。
さすがに街中の飲食店や売店はクレジットカードどころか、現金のみが多かったのですが、ベトナムでもコンタクトレス決済対応店舗が増えてきているようで、普段からスマートフォンで支払いをしている筆者にはうれしいポイントです。

この連載の記事
-
第124回
トピックス
2026年は“穴場”が主役!円安でも行ける、旅賢者おすすめコスパ最強旅先 5選【保存版】 -
第123回
トピックス
【え、1日16円?】eSIMが激安すぎる世界線が来ていたので、海外で試してみました -
第122回
トピックス
JAL・ANAの航空券が過去最大値下げ!ブラックフライデー最新情報まとめ【2025年版】 -
第121回
トピックス
初の“扉付き”ビジネスクラスシート誕生!4Kモニター&ワイヤレス充電にも注目「これ、マジで乗りたい!」 -
第120回
トピックス
まるで空港版SASUKE!? 空港のプロが魅せる「グラハン頂上決戦」に潜入 ANAの“究極の荷物スキルバトル”とは? -
第119回
トピックス
実は損してるかも? 海外クレカ決済の落とし穴と節約テク -
第118回
トピックス
バスごとフェリーで海を越える!? 渡り鳥ルートを再現した激レア旅と“消えた隣人”の話 -
第117回
トピックス
たった1800円でドイツ縦断!? 安すぎる鉄道「FlixTrain」に乗ってみた! -
第116回
トピックス
【密着レポ】ANAのパイロット訓練、実はフロリダでやってた! -
第115回
トピックス
うますぎ注意!旅先で出会った世界の絶品メシ6選 -
第114回
トピックス
600年前から営業中!? 辿り着いた“中世の街”がタイムスリップ級でした - この連載の一覧へ


















