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MITテクノロジーレビュー

グラフィックの強化やUIが改良され、より遊びやすく!

X68000版『ロードス島戦記 灰色の魔女』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!

2023年05月30日 14時00分更新

文● ASCII

 D4エンタープライズは5月30日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、ハミングバードソフトが1991年に発売した『ロードス島戦記 灰色の魔女(X68000版)』を配信開始した。価格は440円(キャンペーン終了後は770円)となる。

ファンタジーRPG『ロードス島戦記』のX68000版。
UIの改良、グラフィックスの強化などを盛り込み、より遊びやすく!

 「ロードス」という名の島がある。「呪われた島」として名高い辺境の島だ。怪物がうごめく迷宮や、そして人を寄せ付けぬ魔の領域が各地に存在している。

 

 ほんの三十年ほど前には、「呪われた島」というその不吉な名前を証明するかのように、西の山中にある「最も深き迷宮」と呼ばれる魔宮から、遙かなる古代に封印されていた、強大な力を持った魔神たちが解放され、ロードス中を恐怖のどん底に叩き落とすという事件が起こっている。

 

 その魔神との激しい戦いは、一年余も続きロードスの各地に混乱と破壊の波が押し寄せたが、人間を始めエルフ、ドワーフらの光を信仰する者たちが協力をして、再び魔神を封ずることができた……。

 本作は1991年にリリースされたロールプレイングゲーム。タイトルからもわかるように原作の1巻をベースにしており、灰色の魔女にまつわる冒険が楽しめる。

 ゲームが始まると最初に最大6人のパーティを編成。キャラクターメイキングは、4種族(人間、エルフ、ドワーフ、ハーフエルフ)と7クラス(ウォーリアー、ナイト、プリースト、ソーサラー、シャーマン、ウイザード、スカウト)が用意されており、これらを組みあわせて冒険者を作る。

 なお、ゲーム中には原作でおなじみのパーンやディードリットらも登場してメンバーを入れ変えることも可能だ。原作同様の仲間で冒険を楽しめる。

 ゲームはメニュー形式の街、トップビューのフィールド、3Dのダンジョンで構成され、戦闘はランダムエンカウントのタクティカルバトルを採用。ターン制でキャラクターを動かして近接・遠隔攻撃のほか、各種魔法などを駆使して戦うタクティカルバトルは、位置取りが重要など非常に臨場感のあるバトルが楽しめる。

 なお、本作では魔法はシャーマンマジック(21種)、ソーサラーマジック(22種)、コモンマジック(7種)、プリーストマジック(28種)など多彩な魔法も用意されている。

 和製ファンタジーの金字塔として今なお高い人気を誇る本作。じっくりと腰を落ち着けてプレイできる秀作RPGだ。

 なお、X68000版は1989年にリリースされたPC-9801版をベースに開発されたパワーアップバージョン。プルダウンメニューの採用によるUIの変更、グラフィックスの強化、ゲームの高速化などを盛り込んでいる。

 さらに、キャラクターメイキングでキャンセルを右クリックするとステータスのリロールができるほか、「はい or いいえ」がテンキーの1や0などに割り当てられているなど操作性の向上もされている。

 そうしたことからX68000版は、もっとも遊びやすい『ロードス島戦記 ~灰色の魔女~』と言えるかもしれない。

紹介動画

特典

 特典として、当時のマニュアルをPDFで収録している。

【ゲーム情報】

タイトル:ロードス島戦記 灰色の魔女(X68000版)
ジャンル:ロールプレイングゲーム
メーカー:ハミングバードソフト
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2023年5月30日)
価格:440円
※キャンペーン終了後は770円での配信となります。

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