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G-Master Spear X670Aをレビュー

サイコムのBTOパソコンはOSなしで約2.5万円安くなる!無料のUbuntuで動かしてみた

2023年05月31日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ

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Google ChromeやMicrosoft Edgeもインストールできる!

 Ubuntuソフトウェアにないソフトが使いたい場合は、直接インストールするという方法がある。Windowsで言えば、Microsoft Storeからアプリをインストールするのではなく、ファイルをダウンロードして実行する、というイメージだ。

 例えば、Google Chromeの場合、公式サイトにアクセスしてファイルをダウンロード。Windowsの場合は「exe」ファイルだが、Ubuntuの場合は「deb」という拡張子のファイルになる。このファイルをダブルクリックすればインストールが始まり、使えるようになるという流れだ。

「Chromeをダウンロード」という表示はWindowsと同じ

ファイルは2種類選べるが「Debian/Ubuntu用」をダウンロードしよう

ダウンロードしたファイルをダブルクリック

こちらはインストール画面。「インストール」をクリック

インストールが終われば、Chromeが使えるようになる

 このdebという拡張子でソフトが配信されていることは多いので、この方法を覚えておけば、さらに多くのソフトが使えるようになるだろう。ちなみに、「Microsoft Edge」もUbuntuで動作するdebファイルがダウンロードできる。

Microsoft EdgeもUbuntuで動作する

まとめ:サブPCならOSなし&Ubuntuという選択肢はアリ

 今やUbuntuはどんな構成のPCでも動作する……というとさすがに言い過ぎだが、多少トラブルがあっても解決方法は比較的簡単に見つかる。そのため、昔と比べてそこまで苦労せずに使えるようになったので、OSなし&Ubuntuという選択肢は一考の余地があると思う。

 もちろん、今回のような最新PCパーツをふんだんに使ったハイエンドPCの場合、前述したグラフィックスドライバーの問題なども出ることもある。そのため、PC初心者にはややハードルが高いかもしれない。とはいえ、それでも製品が普及していくにつれ、徐々にそういったトラブルも減っていくことがほとんどだ。

 そして、やはり「OSなしで約2.5万円も安くなる」という事実は大きい。価格を抑えたい2台目や3台目のサブPCであれば、トライする価値がある。ソフトの開発環境としてUbuntuを使いたい、勉強がてらLinuxに触れてみたいという人なら、積極的にオススメしたいプランだ。

Linuxディストリビューションはただ触っているだけでも、いつもと違った環境なのでワクワクするかも……!

(提供:サイコム)

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