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980 PROヒートシンクモデルのロード時間はPS5内蔵ストレージと遜色なし

コラボ動画も話題! Samsung SSDでPS5版ストリートファイター6を早速プレー

文●飯島範久 編集●ASCII

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 PlayStation 5(PS5)は発売から2年以上が経ち、今年に入ってからようやく店頭在庫が増え、カンタンに手に入るようになってきた。メジャータイトルも続々と発売されており、これから本体を購入する人は、あれもこれもとついついゲームを買ってしまうことだろう。

 メジャータイトルと言えば、いまもっとも注目されているのがカプコンの「ストリートファイター6」だ。「ストリートファイターV」が2016年2月にPlayStation 4(PS4)から発売されてから、実に7年ぶりのナンバリングタイトル。対戦格闘ゲームとして正当進化しつつ、新たなモードや舞台、キャラクターの登場はもちろん、初心者でも戦いやすく新操作体系を用意するなど、昨年に35周年を迎えた老舗格闘ゲーの新たな挑戦が盛りだくさんの作品となっている。

「ストリートファイター6」は、従来の「ファイティンググラウンド」モードのほか「ワールドツアー」モードと「バトルハブ」モードを搭載。操作方法も「モダンタイプ」が新たに用意されている

 ただ、PS5の内蔵SSDは発売当初から変わらず、ゲームなどを保存できる容量は実質667GBほど。メジャーなタイトルは、40GB超えはザラで、タイトルによっては100GB以上のものもある。ネットワークでカンタンにアップデートが行なえるため、容量はどんどん増えていくことになり、あっという間に容量が逼迫してしまうだろう。

 そんな状況を見越して、PS5には拡張スロットが用意されている。M.2接続のNVMe SSDをセットすることで、カンタンに容量を増やせるのだ。PS5で利用できるNVMe SSDは条件があり、PCIe 4.0対応し高速読み書きが可能で、冷却用のヒートシンクを装着したもの。そうした条件にピッタリの製品がSamsungの「980 PRO with Heatsink」(以下、980 PRO ヒートシンクモデル)である。

 そこで今回は、「ストリートファイター6」の発売前にカプコン東京支店を直撃し、PS5に装着した980 PRO ヒートシンクモデルでプレイしたときのロード時間を計測。いち早くPS5の本体SSDとの違いがあるのか調べてみた。

今回、発売前に「ストリートファイター6」をプレイさせていただくため、カプコン東京支店におじゃました

データセンターのノウハウを活かした
980 PRO ヒートシンクモデル

「980 PRO with Heatsink」はPS5の拡張スロットへ取り付けるために、ヒートシンクを装着したモデル(※本製品は株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントのライセンスプログラムの下で開発された商品ではありません。互換性や高速性は、すべてのゲームタイトルにおいて保証するものではありません)

 980 PRO ヒートシンクモデルについては、これまでも何度か取り上げているがカンタンに紹介しておこう。シーケンシャルリードが7000MB/秒とPCIe 4.0対応製品としては最速の部類で、1TBモデルと2TBモデルが用意されている。1TBモデルが実売価格1万4000円前後、2TBモデルが2万2000円前後と、発売当初よりはだいぶ安くなっており、今後のことを考えれば大容量のほうをオススメしたい。

 装着されるヒートシンクは、Samsungがデータセンター向けのSSDで培ったノウハウを活用したもので、オーバーヒートによるパフォーマンス低下を最小限に抑える冷却効果を備えている。搭載されているDRAMやNANDチップも自社工場にて製造されているため、品質や信頼性を確保しやすく保証期間も5年(総書き込み容量以内)と長く設定されており、安心して利用できるのも特徴だ。

PS5の拡張スロットに装着できるサイズで、効率よく冷却するヒートシンクを開発したという

 なお、PS5への装着は過去記事を参照してもらうか、PlayStationサポートのページへアクセスして動画を参考にしよう。

PS5の拡張スロットに980 PRO ヒートシンクモデルを装着した状態

ファイティンググラウンドモードのバーサスでプレイしたときの画面

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