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実際に情シスに聞いた悩みTop5をランキング化!

インテル® vPro® プラットフォームは本当に情シスを救うのか?頭を悩ますのは技術力ではなかった

2023年06月12日 11時00分更新

文● ジサトラユージ 編集● ASCII

提供: インテル株式会社

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 今の時代、仕事をするうえでPCは欠かすことのできないものとなっている。職種によって程度の差はあるとはいえ、日本で働く多くの人がPCを使って作業をしていることだろう。

 特に近年になってからは、働き方改革によって勤務体系が多様化してきたこと、さらに2020年ころから新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行したことなどもあり、テレワーク/ハイブリッドワークも普及してきた。業務のリモート化が推進されることでノートPCの重要性が上がり、これまで会社の決まった席でデスクトップPCを使って仕事をしていた人も、ノートPCを使いそれぞれ異なる環境で仕事する、という場面も増えたことだろう。

 そうした環境の変化によって、会社では「情報システム部門」、いわゆる“情シス”と呼ばれる立場の重要性が高まっている。情シスは主に社内のシステム管理やインフラ整備、サポートデスクや機器の管理などを担当する場合が多く、会社の仕事を円滑に回すうえで欠かせない存在と言える。

 そうした情シスの業務をサポートするため、インテルが提供しているのが「インテル® vPro® プラットフォーム」(以下、vPro)だ。vProはインテルの提供するプラットフォームのブランド名で、vProに対応したPCはリモート管理やセキュリティー強化などビジネスに必要な機能が備わっている。

 しかし、情シスの仕事は“縁の下の力持ち”的な側面が強く、他の部署からはどういった業務をしているのか見えにくいことが多い。それゆえ、どういったことに困っているのか、そしてvProがどのように役立つのか見えにくい。

 そこで、本稿では実際に情シス部門の人間に困っていることをお聞きしてランキング形式で紹介。さらに、そうした悩みにvProではどのようなアプローチができるのか、考えてみたい。

本記事ではよりイメージを膨らませるため、編集部の人間を代役に情シスが困っている場面を再現してみた。こちらは情シス役の編集部員 まぶかはっと

高圧的な社員役のジサトラユージ(左)とお気楽新人役のジサトラ見習いヒロム(右)。以上の編集部員3人でお届けしていこう

社内の情シスに聞いた悩みランキング
第5位:社用デバイスの管理

 まずは第5位から。5位には、社員に貸与するPCやスマホなどの紛失、故障への対応といった、ハードウェア管理全般に関する悩みがランクインした。デスクトップPCに比べて持ち運びがしやすいノートPCは、営業先や自宅などで使用する機会もあるが、会社の外で使えばそのぶん故障や紛失などの機会が多くなる。

 特に紛失時には、情報漏洩などを防ぐための迅速な対応が必要。パスワードやVPNソフトのリセットなど、緊急で対応しなければならないことが多く、夕方に紛失の連絡が来て、泣く泣く深夜まで残業してしまうこともあるとか。

 ちなみに、社用デバイスの選定も情シスが担当している場合は、
スペックの見極めも悩みどころになってくる。使用するPCのスペックは高ければ高いほどいいが、当然それだとPCの価格も高くなってしまう。会社の予算内に収めつつ、快適に仕事ができるPCを見極めなくてはならない。

 さらに、受注台数の計算も必要だ。故障や紛失に備えて一定数の予備は必要なものの、使わずに時間が経ちすぎるとスペックが型落ちになってしまうため、あまりたくさん購入しても予算の無駄遣いになってしまう。考えることの多さから、この順位にランクインした。

「すいません、PC落として壊しちゃいました(笑)。新しいやつください」などと軽く言われるが、それを準備する情シスにはいろいろ考えなければならないことが多いのだ

社内の情シスに聞いた悩みランキング
第4位:テレワークによるコミュニケーションのしにくさ

 第4位にランクインしたのは、近年になって増えてきたテレワークの悩み。特に、コミュニケーションに関する悩みだ。

 情シスは社内のサポート業務を担当するため、各人のデバイスやサーバーなどのトラブル対応に当たる機会が少なくない。

 同じ場所で働いていれば直接顔を合わせてトラブルの状況を確認し、その場で対応を決められたが、テレワークではチャットやメールを通じたやり取りになるため、状況をつかみづらい面がある。

 例えば、緊急対応を求められていたのにチャットの返信が急に途絶えてしまったとなれば、「相手はどういう状況なのだろう」と情シス担当者はきっとヤキモキしてしまうはずだ。また、紛失や故障でPCを入れ替える際には、出社スケジュールを調整して新しいPCを渡さなければならない。離れた場所で働く不自由さを感じるシーンは多いのだ。

 コミュニケーションが重要なサポートデスクとしての業務において、こうした手間が悩みの種になっているわけだ。

テレワークでチャットアプリを使用する会社も多いが、短文でのやり取りだと情報量が少ない。思わず「それで……?」とつぶやいてしまうような相談文が飛んでくることも

■ まとめ動画:情シスさんは悩んでる! 本音で語る「パソコン管理の困りごとトップ5」


 

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