ゲームメーカーにはどんなお仕事があるのか? そんな疑問をメーカーに直撃するインタビューを実施。
第3弾となる今回は、スマートフォンを中心にゲームを展開している株式会社コロプラより、『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』や『白猫プロジェクト』の開発に携わる、角田亮二氏にお話しをうかがった。
株式会社コロプラ リードクリエイター 角田亮二(ツノダリョウジ)氏
――所属部署の仕事内容や今まで関わった作品などについて教えてください。
角田氏:スマートフォンゲームの開発、運用を行なっています。街づくりゲームからアクション、MMOなど幅広いゲームの制作に関わってきました。
代表作としては、今年で10周年、9周年とそれぞれ迎える『クイズRPG 魔法使いと黒猫の ウィズ』『白猫プロジェクト』になります。
――現在の仕事についたきっかけや動機などをお教えください。
角田氏:以前はテレビ業界を主とした映像の3DCGデザイナーでした。10年ほど前に、仕事でunityを使う機会があり、そこでインタラクティブに動く映像を作ったのが楽しかったので、個人でミニゲームを作り、スマホのストアに出してみたらそれなりに上手くいきました。
それがきっかけでスマホを主にしたゲームを本格的に作りたいと思い、丁度知人に誘われたのが重なり現在のコロプラに転職をしました。
――仕事のやりがい、こだわり、気をつけている点などをお教えください。
角田氏:「ユーザーさまにとってわかりやすいこと」を最も気を付けています。開発者が、ユーザーさま一人一人にプレイの仕方や仕様を説明することはできないので、画面の情報を通じてわかってもらえないといけません。
なので、UI(ユーザーインターフェイス)や文字情報の言葉選びなどはとくに気を付けています。
――お休みの日の趣味やハマっていること、続けていることなどをお教えください。
角田氏:コンソール、PCゲームをプレイしたり、映画を見ていることが多いです。また、2年ほど前から健康のために朝ジョギングをしていて、考えごとなどを整理する時間にもなり良い習慣になっています。
――ジャンル問わず、あなた独自のベスト3を教えてください。
角田氏:映画ですね。ベスト3として挙げるなら、1位は「ロード・オブ・ザ・リング3部作」です。こちらは高校生のときに初めて見て、将来映像業界で3DCGをやりたいと決意しましたほど感激しました。今でも、年に一回は必ず見ます。
2位はクリストファー・ノーラン監督の「インセプション」です。夢の中で夢を見て、下層へと落ちていくという事象を、心象風景のような形で映像化しているのは当時衝撃を受けました。
3位は「アベンジャーズ/エンドゲーム」です。最後のアッセンブルのシーンはいつ見ても泣けますね。
――ゲームファンのみなさんにメッセージをお願いいたします。
角田氏:2022年の年末に、『白猫GOLF』というゴルフゲームをスマートフォンでサービス開始しました。スマートフォンだからこそ実現した新しいゴルフ体験となっていますので、ぜひ触ってみてもらえると嬉しいです。
今年は、ほかにも発表できそうな新作があるので、今後コロプラから出るゲームに期待いただけたら嬉しいです。
【白猫GOLF】オープニングムービー フルver
白猫プロジェクト NEW WORLD'S PV
クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ PV
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