「横浜の都市のブランドイメージ」を音で表現 横浜市がサウンドロゴを制作

文●横浜LOVEWalker

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 横浜市は3月27日 、「横浜の都市のブランドイメージ」を音で表現したサウンドロゴの制作したことを発表した。

 サウンドロゴは、横浜の魅力や特徴を音を通じて表現することで、聴いた人が横浜を思い浮かべ、横浜への親しみや愛着を感じてもらうことを目的とする。今後、さまざまな場面で活用して一貫性のある都市ブランドを発信していくという。

 制作は小久保隆(こくぼたかし)氏。2020年アメリカのグラミー賞(最優秀ヒストリカル・アルバム部門)にノミネートされるなど世界から評価される、日本を代表する環境音楽作曲家。作品の中でも特に、「ウィー、ウィー、ウィー」の緊急地震速報のアラーム音は、国民の命を救うために計算し尽くされた音として高く評価されている。

 音の特徴として、横浜市民から親しまれている「横浜市歌」のメロディーを引用した7音で構成していること、ウィンドチャイムや風鈴の音が、ステートメントに書かれている「横浜に吹く自由で開放的な風」を表現していること、使用する場面やシチュエーションに合わせるため、3種類の音が用意されていることが挙げられる。

 4月より横浜市営バスや市庁舎で使用開始するなど、施設の特性に合わせてプロモーションのツールとして市内のさまざまな場面で順次活用していくという。

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