ゲームメーカーにはどんなお仕事があるのか? そんな疑問をメーカーに直撃するインタビューを実施。
第2弾となる今回は、プリントシールやフィギュア、そしてゲームと幅広く事業を展開するフリューより、Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/PC(Steam)向けアクションRPG『聖塔神記 トリニティトリガー』のディレクター・礒部たくみ氏にお話しをうかがった。
フリュー株式会社 プロデューサー/ディレクター 礒部たくみ(イソベタクミ)氏
――所属部署の仕事内容や今まで関わった作品などについて教えてください。
礒部氏:コンシューマーゲームの企画立案~販売までを行なっています。昨年発売した新規タイトル『聖塔神記 トリニティトリガー』では、ディレクションを行なっておりました。現在は、未発表新規タイトルのディレクションそして、プロデュースも行なっております。
――現在の仕事についたきっかけや動機などをお教えください。
礒部氏:もともと幼少期より、工作やイラストが好きで、いろいろなものを作っていました。また、ゲームも好きで、とくにRPGなど、物語性の強い作品に興味を持ち、それがあわさり、“ゲーム”を作りたいと思うようになりました。
今思えば、自身は個性が強いので、個性を抑えないといけない職種は幼少期から考えていませんでした。
――仕事のやりがい、こだわり、気をつけている点などをお教えください。
礒部氏:やりがいは大きく3つあります。1つ目は、頭の中にある企画やイメージが、ゲームとして形となっていく過程を体験できること。2つ目は、それをチームで協力して、日々良くしていくこと。そして3つ目は、それがユーザーの皆様に届き、SNSなどで実際に感想や反応を見られる時にやりがいを感じます。
こだわりは、やはり“厨二心をいつまでも忘れないこと”です(笑)。
――お休みの日の趣味やハマっていること、続けていることなどをお教えください。
礒部氏:よく映画を観ます。年間100本以上は観ているかと思います。映画はいろんな観点から知見を深めてくれるので、引き出しが増えていきますね。
ずっと続けていることに、ネイルもあります。自分でネイルのデザインを描いて、ネイリストさんに仕上げてもらっています。近年ようやくメンズネイルが広まってきたので嬉しいです(笑)。
――ジャンル問わず、あなた独自のベスト3を教えてください。
礒部氏:昭和の東映特撮怪人です。ベスト1は、仮面ライダーのガラガランダ。ショッカーの幹部としても、デザインとしても最高にかっこいいガラガランダが一番好きです。
ベスト2は、同じく仮面ライダーのナメクジキノコです。ナメクジキノコは、ゲルショッカーになった後、生物との掛けあわせの怪人がベースだった中、生物×キノコという、センスある組みあわせで独特なデザインを確立したため印象深いです。
ベスト3は、超人バロム・1のノウゲルゲ。ゲルゲはどれも素敵ですが、ノウゲルゲはとくにたまりませんね。
――ゲームファンのみなさんにメッセージをお願いいたします。
礒部氏:ご拝読いただき、ありがとうございます。フリューでは、より高品質なオリジナルタイトルを創出することに力を入れております。これまで以上のクオリティと面白さを追求したタイトルを鋭意制作中ですので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。
今年もピンク色の髪で突き抜けます!!!
『聖塔神記 トリニティトリガー』Trailer
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