FRONTIERの「FRNSC512/B」をチェック、シンプルなデザインも好印象!
14型1kg以下のノートPCで新生活に備えろ! 仕事やレポート作成に最適な1台
Officeを使った作業や写真編集も快適に行える性能
FRNSC512/Bが搭載する第12世代インテル Core i5-1235Uは、性能を重視したPコアを2つ、電力効率を重視したEコアを8つ、合計10コア12スレッドを備えた高性能なプロセッサーだ。前世代のCore i5-1135G7に比べるとコア数、スレッド数とも大幅に増えており、パフォーマンスも大きく向上している。
そこで、実際にどのくらいのパフォーマンスがあるのか、いくつかベンチマークテストを実施して性能を測ってみることにした。
まず「CINEBENCH R23」を実施したところ、マルチコアが6701pts、シングルコアが1607ptsとなった。前世代のCore i5-1135G7と比べると、マルチコアは5割程度、シングルコアも3割程度スコアがアップしており、飛躍的に性能が向上していることが分かる。
続いて、パソコンの総合的な性能をチェックするためベンチマークソフト「PCMark 10」を実施してみたところ、次のようになった。
PCMark 10の結果 | |
---|---|
総合スコア | 5051 |
Essentials | 9594 |
Productivity | 6793 |
Digital Content Creation | 5366 |
快適さの目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、そのいずれも大きく上回っている。Officeを使ったレポート作成やビジネス文書作成などだけでなく、ちょっとした画像編集や軽めの動画編集など、クリエイティブ系の用途にも対応できる性能を持っていることが分かる。
次に、「3DMark」でグラフィックス性能をチェックしてみた。
3DMarkの結果 | ||
---|---|---|
テスト | 総合スコア | グラフィックススコア |
Time Spy | 1276 | 1130 |
Fire Strike | 3220 | 3486 |
Night Raid | 11648 | 13270 |
CPU内蔵グラフィックスとしては高性能な方で、軽めのゲームなら十分楽しめるパフォーマンスはあると思われる。
そこで、ゲーム系のベンチマークテスト「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」も試してみた。FFXIVのような中程度の重さのゲームでも、解像度や品質を調整すればそこそこプレイを楽しめる結果になった。軽めのオンラインゲームなら十分快適に楽しめそうだ。
このほか、ストレージ性能も「CrystalDiskMark」でチェックしてみたところ、次のようになった。
PCIe3.0x4レーン接続のNVMe対応SSDということもあって、シーケンシャルリードが3400MB/s前後と高速。実際、OSの起動やデータの読み込みがサクサクしており快適に作業することができた。
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