GIGABYTE「AORUS GV-N407TAORUS M-12GD」はプラスアルファの魅力が満載
GeForce RTX 4070 Tiとフレームレート爆上げのDLSS 3で快適4Kゲーミング
RTX 40シリーズと言えば
レイトレーシングとDLSSだ
続けて、レイトレーシングテスト「Port Royal」と、「DirectX Raytracing feature test」の結果を確認していこう。
GeForce RTX 4070 Tiは、GeForce RTX 3080 Tiから、CUDAコアやRTコア数などが減少しているが、「Port Royal」では12%向上、さらにテスト全体のレンダリングにレイトレーシングを使う「DirectX Raytracing feature test」ではフレームレートは54.21fpsから69.35fpsと、15fpsも伸びている。
次は「NVIDIA DLSS feature test」を使って、GeForce RTX 40シリーズで注目のDLSSのパフォーマンスを試していこう。従来のDLSS 2に加えて、DLSS 3をチェックする。解像度はWQHDと4Kを選んだほか、DLSSの品質設定は、PerformanceとQualityでテストを実行した。
AORUS GeForce RTX 4070 Ti MASTER 12Gは、DLSS 2でもフレームレートをしっかりと伸ばし、いずれの解像度と品質でも、GeFoece RTX 3080 Tiから10%以上向上している。そして注目のDLSS 3を効かせると、フレームレートはDLSSオフ時から2~3倍も向上している。ミドルレンジに位置する70番台だが、DLSS 3対応ゲームなら快適なWQHD&4Kゲーミングが実現できる可能性がみえてくる。
定番の「ファイナルファンタジーXIV」も確認
ここからは実ゲームタイトルを使ってパフォーマンスを確認していこう。1本目は人気MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の公式ベンチマークを「最高品質」で実行していこう。解像度はフルHD、WQHD、4K解像度の3種類で計測を行なっている。
余裕の結果で、4K解像度でも“非常に快適”指標の1万5000ポイントを超えており、テスト中のフレームレートも113.83fpsを記録している。ただ、このベンチマークでは、GeForce RTX 3080 Tiとの差はほとんどみられなかった。
フルHD解像度で240Hz張り付きプレイを狙える
続いてはライト~ミドル級タイトルの「Apex Legends」で確認していこう。画質は最も高くなるように設定し、ゲーム内の「射撃訓練場」を一定ルート、移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測している。
フレームレートはGeForce RTX 3080 Tiから15%前後伸びており、フルHD解像度では最高画質で、240Hz駆動液晶ディスプレーでのプレイが十分狙える。フレームレート優先で画質を調節すれば、WQHDや4K解像度のゲーミング液晶との組み合わせも視野に入ってくる。