技適アリの中華タブ「BlackView Tab 13」
ミドルレンジだが大きくて使いやすい
最近は中国メーカーのタブレットの性能も高まっている。今回はBlackViewが日本で公式に販売しているミドルクラスのタブレット「BlackView Tab 13」を試してみた。画面分割やPCモード表示に対応しており、使い勝手も良い製品だ。日本ではAmazon.co.jpからも購入できる。
BlackView Tab 13のスペックは、ディスプレーが10.1型(1980×1200ドット)のIPS液晶、チップセットはMediaTekのHelio G85でメモリー6GBとストレージ128GBを搭載。メモリーはストレージを仮想メモリーとして追加可能で、最大4GBを拡張し10GBとして利用できる。ストレージはmicroSDに対応する。またSIMスロットを搭載しており、nanoSIMを利用可能、通信方式は4G対応。単体で通信できる点は便利だろう。背面に技適のステッカーが貼ってあり、日本での利用も法的に問題ない。
本体サイズは238.8×157.6×7.7mm、重量は450g。本体の質感は悪くはなく、エッジの立ったスクエアな仕上げで持ちやすい。本体上部の右側に電源ボタン、左側には音量調整ボタンが並ぶ。なお、スピーカーはステレオで左右に穴があいている。バッテリーは7280mAhと大容量だが、急速充電には対応していない。
本体の右側面にはUSB Type-C端子を備える。下部にある端子はマグネットで装着できるキーボード付きカバーの接点となる。ただしキーボードは日本では現在販売していないようだ。海外で販売されているキーボードは英語配列のみだ。
パッケージ内にはカバーも付属。マイナーモデルだけにカバーがついているのはうれしい仕様だ。画面保護とスタンドを兼用できるので安心して使用できるだろう。カバーは本体にはめ込む方式のため、全体の重量はやや重くなる。
本体を縦にしても十分持てる大きさだ。10.1型は動画を見るのにも十分なサイズで、かばんの中に入れておくにも邪魔にならない。WideVineがL3対応なのでNetflixなどで高画質再生ができないのが残念なところ。

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