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レノボが第5世代 Neptune(TM)液冷技術を発表 次世代型Lenovo Neptune(TM)液冷技術とCO2オフセットサービスにより、顧客のサステナビリティ目標達成を支援

レノボ・ジャパン合同会社
2022年11月21日

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レノボ・ジャパン合同会社
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ジョン・ロボトム、以下レノボ)は本日、第5世代の「Lenovo Neptune(TM) Direct Water-Coolingテクノロジー」を発表しました。広範なサービスとともに、お客様がサステナビリティ目標を達成できるよう支援いたします。このポートフォリオの拡張は、ThinkSystemの30周年を記念した施策の一環です。製品だけでなく梱包資材も含んだ、先進的なサステナビリティ支援サービスとなっています。


第5世代の「Lenovo Neptune™ Direct Water-Coolingテクノロジー」は、業界最先端のデータセンター効率を幅広いサーバー製品群に拡大。システムの冷却時に発生した温水を循環させて再利用し、お客様の電力消費を最大40%削減できるようにします。Lenovo Neptune™はこのたび、AMDとIntelの最新プロセッサーをサポートしました。第4世代Intel(R) Xeon(R) スケーラブル・プロセッサー・ファミリーと第4世代AMD EPYC™プロセッサー・ファミリーの両方に対象を広げ、かつNVIDIAとIntelのGPUもサポートした水冷システムで、より優れたパフォーマンスを提供します。

レノボは温水水冷技術の使用を通じてHPCサーバー業界をリードしています。Neptune™技術を用いた冷却ソリューションは選択の幅が広く、その範囲は液体補助空冷からGPUやCPU向けの直接水冷にまで及びます:

クローズドループの冷却設計
・ノードに繋がった水冷配管によってCPU群を冷却します
・サーバーあたりのファン消費電力を155W削減します
液体補助空冷
・Thermal Transfer Module (TTM) アドバンスド・ヒートシンクは液体を使用してCPUからの熱を除去します
・Liquid to Air Heat Exchanger(L2A)はGPU群を対象としたクローズループの液冷システムです
直接温水水冷
・コンポーネントレベルでのCPU群、GPU群、RAM、PCIE、PSU群を冷却します
・CPUやGPU群のパフォーマンスが落ちないため、より高速に作動できます
・サーバーから発生する熱のうち90%以上を除去します

レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社の代表取締役社長であるジョン・ロボトムは次のように述べています。「当社はイノベーションとサステナビリティを同時に実現する最先端のソリューションを提供するとともに、ITの新しい時代をリードするビジネスを準備し、サステナビリティ目標の実現に取り組んでいます。業界では従量課金モデルへの移行が大きく進んでいます。Lenovo TruScaleサステナビリティサービスを用いることで、企業は効率よくレノボの新しい持続可能なソリューション/サービスを活用できます。サーバーのポートフォリオにCO2オフセットサービスを追加することは、企業組織が環境負荷を管理し低減していくことを助けるために我々ができる責任であり努力です。」

サステナブル・ソリューション
レノボの進化したポートフォリオは、CO2オフセットサービスをインテリジェントデバイスからITインフラに拡張することで、持続可能なコンピューティングの進歩をもたらします。これによりお客様は、森林再生、再生可能エネルギー、太陽光を含む、国連のカーボン・オフセット・プロジェクトを支援するパートナー組織にオフセット・クレジットを適用できるようになります。さらに、新たに提供されるLenovo TruScaleサステナビリティサービスでは、過剰なプロビジョニングを防ぎ、エネルギー消費の削減をサポートする従量課金制モデルが利用できるようになりました。レノボは引き続き、ITインフラ向けの機器買取サービスである「Asset Recovery Services(ARS)」を提供し、ITの再利用、リサイクル、廃棄を可能にし、使用済み資産の廃棄に伴う、環境およびデータセキュリティ上のリスクを軽減します。

循環型経済のために設計された、サステナビリティ支援サービス、梱包資材、製品開発の前進は、お客様のサステナビリティ目標達成を支援します。これらの前進には、環境に優しい新しいサーバー・パッケージング・ソリューションが含まれ、海洋プラスチック廃棄物と二酸化炭素排出を削減し、梱包資材を100%リサイクル可能にしました。さらに、レノボのサーバーバッグには、リサイクルされた海洋投棄プラスチック(OBP)が30%含まれています。革新的な梱包設計として、サーバーをラックにあらかじめ取り付けて出荷するラック・インテグレーション方式を採用し、これまでに350万ポンド(約1590トン)以上のダンボールを節約しています。

これらの改善を通じて、レノボはお客様がサステナビリティ目標を満たす手助けをするとともに、レノボのビジョンである2050年までのネットゼロ達成を対応しています。

レノボの進化したエンドツーエンドのポートフォリオ、拡張性の高いソリューション、ThinkSystemイノベーションの30周年記念の詳細については、www.lenovo.com/jp/ja/servers-storage/thinksystem-anniversary-30 をご覧ください。

<レノボについて>
レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高700億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の171位にランクされています。世界中で7万5000人の従業員を抱え、180市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、世界最大のPCメーカーとしての成功を収めるだけでなく、サーバー、ストレージ、モバイル、ソリューション、サービスといった新たな成長分野へも進出しています。世界を変革するテクノロジーを提供することで世界中のあらゆる場所のすべての人のためのサステナブルで信頼できるデジタル化社会を創出します。詳しくは、https://www.lenovo.com/jp/jaでご覧いただけます。

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