Nianticは11月17日、Lightshipビジュアルポジショニングシステム(VPS)が、2023年に開始されるQualcommのXR(クロスリアリティ)デベロッパープラットフォーム「Snapdragon Spaces」と連携することを発表。また同時に、両社は屋外用ARハードウェアのリファレンスデザインについて、共通のビジョンを提示した。
今回の連携によって、デベロッパー、コンシューマーブランド、クリエイター、企業など、AR体験の構築を望むすべての人々が、そのアイデアを実現することがさらに容易になり、例えば建物を幻想的なテーマで彩る、非常にローカルな徒歩・交通案内をユーザーに提供する、あるいは公園のベンチの下にデジタル版宝さがしのヒントを隠す、などさまざまな可能性が広がるという。
Lightship VPSとXRデベロッパープラットフォーム「Snapdragon Spaces」との連携にともない、「Snapdragon Spaces」を使用するデベロッパーがLightship VPSの機能を簡単に追加できるようになり、デジタル作品やデジタル体験の現実世界への配置が、魔法のようでありながらリアルな形で可能になるとのこと。
NianticとQualcommは、ARグラスのリファレンスデザインにも取り組んでおり、視線を下げない新しい屋外でのAR体験に対するビジョンを紹介するデモも公開された。
Lightship x Snapdragon Spaces | Niantic
本件に関する詳細は、Nianticのブログにて確認してほしい。
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