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ASCII 冬のベストセレクション2022 第1回

出張が多い編集者とライターが「日常でも使える」ALLPOWERSのポータブル電源を使ってみた

2022年11月24日 11時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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S2000 Proと一緒に福島の山奥で車中泊してきた

車両のアクセサリーソケットとS2000Proを接続

ノートPCと接続し充電開始

 福島県の山の中で行なわれるイベントを取材するため、クルマにS2000 Proを載せて実際に使ってみました。まずは、S2000 Proと車両の12Vアクセサリーソケットを付属のDCケーブルで接続。これで走行中は常に充電できる状態になります。続いて、カメラやストロボのバッテリー、ノートPCをS2000 Proに接続。この状態で現場へ。

筆者PCでS2000 Proからの電力でベンチマークを動かした状態

 さて、取材終了時は夜。使い終わった機材のバッテリーにスマホ、S2000 Proにつなげます。そしてノートPCで作業開始。筆者のノートPCはVGA(GeForce)搭載のゲーミング機。試しにFFベンチを動かしてみたところ消費電力は100Wをゆうに超えます。ですがまったくもって問題ナシ! 安定して電力を供給し続けてくれました。屋外でゲーミングPCを使い、長時間にわたりFPSを楽しむことだってできるわけです。アウトドアでeスポーツ、いいですね。

電気毛布をつなげた状態

電気毛布の消費電力は60W

電気毛布にくるまり就寝

 福島の山奥の夜は寒く、11月中旬で10度を下回ります。そのまま寝るのはちょっと凍えそう。暖房のためにエンジンをかけたまま寝るのは、環境によくありませんので、電気毛布を使って寝ることにしました。電気毛布の消費電力は60W。あとはつなげて寝るだけです。

一晩経って、色々使っての蓄電容量は約半分。その後、再び同じように機材の充電をしながら、無事に取材を完遂することができました。その間、S2000 Proを充電する必要はありませんでした

自宅のPCでUPS機能を試す!

 S2000 Proには、無停電電源機能(UPS)も備えています。そこで自宅PCで試してみることにしました。

筆者の本格水冷PCをS2000 Proで動かす!

 UPSといっても複雑な設定は不要で、PCやディスプレイと接続するだけ。さっそく筆者の本格水冷ゲーミングPCに27インチのディスプレイをつなげてみました。そして使っている最中にS2000 ProのAC電源を抜いてみると、PCは落ちることなくそのまま使えるではありませんか。一般的なUPSのように、停電時にNASやPCにシャットダウンの信号を送ることはできないものの、蓄電容量1500Whというモデルは他にありません。ですから停電が発生しても、慌てることなく安心して作業を続けたり、シャットダウン作業ができます。もちろん停電中にデスクトップPCを動かすことだって造作もないことです。

ソーラーパネルを使えば
アウトドアでは稼働時間を増やせる

 アウトドアや災害時に電力が足りなくなったときに便利なのが、ソーラーパネルからの充電です。ソーラーパネルは2種類あり、お借りした「AP200」は最高200Wの出力が可能なモデル。収納時は約65×55.5×4cmで重量は6.3kgと、他社の同等品よりもコンパクトなところが魅力的。

ソーラーパネルには折り畳み式ブラケットがついており、角度調整が可能です(写真はS1500に接続したときの様子)

 AP200は角度や天気の条件次第では110~160Wの出力ができ、最大3枚まで直列・並列つなぎが可能。条件が整えば2.5時間程度で満充電にできるとのだとか。収納時の幅が薄いので、万が一のことを考えて何枚が持っておくのはアリだと思います。

 ポータブル電源は、もちろん電熱調理にも使えます。ということで、大量の電気を消費する「低温調理」に、S2000 Proで挑戦してみました。低温調理とは、長時間湯せんをしながら素材にジックリと熱を通す調理法。ふわふわ触感が得られるとあって、昨今人気を集めています。ですが、長時間同じ温度を維持するということは、当然大量の電気を使うことに繋がります。ですので、電子レンジとIHヒーターを使っている時、低温調理器を動かしたらブレーカーが落ちる、なんてことも。低温調理器をポータブル電源で賄えるのなら、そうしたリスクを減らすことができます。

 今回は低温調理の定番、高たんぱく低カロリーで人気のサラダチキンを作ってみました。まずはバケツに水を入れて低温調理器をセット。水を60度まで温めます。この時の消費電力は1000W!

 水温が調理温度である60度に到達するころ、電池残量は75%。結構な電力を消費しています。ともあれ日本酒とサラダチキンを入れたジップロックをバケツに投入し、あとは1.5時間ほうっておくだけ。低温調理器は常時1000Wの電力を消費しているわけではないのですが、動き始めると一気に電力を消費します。

 1.5時間後、料理が完成。その時の蓄電量は40%ほど残っていました! もちろん味は◎ですよ。

【まとめ】外出が多いのであれば
クルマに1台は置いておきたい

 最初は「大きなモデルは持ち運びが不便で、S2000 Proほどの蓄電容量や電力出力は不要なのでは?」と思っていたのですが、スペースと予算が許すのなら大きければ大きいほど助かると思った次第。アウトドアのイメージが強いポータブル電源ですが、普段使いでも大いに役立つS2000 Proはオススメの一品。今、欲しくて仕方ありません!

 なお、ブラックフライデーだけでなく、年末もセールを開催予定とのことなので、下記の公式サイトをチェックして見ましょう!

エントリーモデルの「S300」も小さくて魅力!

 

 ALLPOWERSのラインナップにはエントリーモデルの「S300」もある。バッテリー容量は288Wh/78000mAhで、AC/DC出力に対応。USB PDは出力100W、入力60W。AC出力は定格出力300W(瞬間最大出力500W)が2つ、シガーソケット出力12V10Aが1つ、USB Type-A(5V3A)が3つ、USB Type-C(PD対応)が1つ、DC5525(12V5A)が2つ、ワイヤレス充電(5W 5V1A)が1つと、エントリーモデルでも豊富なインターフェースを備える。

 本体サイズは約206×165×110mm、重さは3.4kg。上位モデルよりさらにコンパクトで軽量なので、小旅行のお供に最適だ。

提供:ALLPOWERS

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