最終的フォーカスエリアを決めて
取り付け位置を決定
基本的にはテラスから見える景色を楽しむわけではないので、筆者宅のテラスがほぼ100%見ることのできる場所を探した。幸いにもパイプダクトを固定している支柱をクリップ器具でガッチリと固定することができた。SwitchBot屋外カメラの位置固定は、スマホ上のアプリ画面でモニターしながらクリップするだけで、定位置に固定できるように調整した。
今回のSwitchBot屋外カメラの設置は、テラス内外を24時間365日監視するのが目的だが、カメラの画角の関係で不要な部分も映ってしまう。映るのは良いのだが、全体を動体検知するとなると本来は不要な検知が多発し、バッテリーをはじめ不要なリソースを無駄に使ってしまう。
SwitchBot屋外カメラは、現在の可視エリアの中で本当に必要な部分だけを動体検知の対象エリアにしてすることが可能だ。どうしても方形のエリアのみの指定であるので完璧とまではいかないが、今回はこの検知エリア指定をすることで、道路を通行するクルマなどによる誤検知を最小化することができた。今のところ設定は「人体検出」と「ペット検出」をオンにしている。
実際に我が家のワンコのボビーがテラスに出ると、確実に「ペット検出」がされていることが分かる。検知の結果は時系列に赤いグラフで表示され、microSDカードを再生することで、記録された動画を何時でも見ることができる。もちろん、アプリ側でメールやお知らせのアラート通知設定をしておけば、タイムリーに管理者にも知らせてくれる。
また動体検出設定ページの最下段にある「検出アラート」をオンにして、警告音のパターン(3種類)や音量、鳴り続ける時間(5秒・10秒・30秒)の設定をすることで、動体検知後すぐにSwitchBot屋外カメラ本体からアラート音を設定どおりに、鳴らすことが可能だ。侵入者にとっては、脅威の仕様だ。
実際の警告音はこんな感じでけっこう迫力はある
SwitchBot屋外カメラが我が家に来て約2ヵ月が経過したが、趣味の範疇で2画面のマイクロソフトSurface Duo2でSwitchBot屋外カメラとスマカメQS30を同時に眺めて見たり、Androidタブレットでキッチンから見たりしている。また寝室をはじめ各部屋に1台配置したAmazon Echoデバイスから音声で、「T教授の屋外カメラをみせて」と声掛けすることで見ることも可能となった。

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