9月20日、年に1回の大規模アップデート「Windows 11 2022 Update」の配布がスタートした。2021年10月にリリースされたWindows 11 21H2から、約1年ぶりのアップデートで多くの新機能を搭載している。新機能はまず、Windows 11 Insider Previewに搭載されテストされるので、多くは本連載で紹介済みだ。
今回はその中から、注目の新機能を紹介する。
まずは、Windows 11を利用できる期間について、おさらいしよう。バージョンごとにWindows 11 Home/Proは24ヵ月間、Enterprise/Educationは36ヵ月間まで利用でき、「バージョン 22H2」はそれぞれ2024年10月14日まで、2025年10月14日までとなっている。アップデートは「Windows Update」からできる。
①スナップレイアウト機能が強化された
ウィンドウを整列させるスナップレイアウトが強化されており、「Win+Z」キーを押すと、数字キーでレイアウトを選択できる。また、ウィンドウをドラッグするとデスクトップ上部に細いバーが現れ、レイアウトとそのウィンドウの表示位置を細かく選択することもできるようになった。
②スタートメニューをフォルダで整理できるようになった
スタートメニューのアイコンを他のアイコンにドロップすることにより、フォルダを作成して分類できるようになった。多数のアプリをインストールしている場合、整理しておいた方が目当てのアプリを探しやすくなるので活用したい。
③「Family」アプリでペアレンタルコントロール設定ができる
「Microsoft Family」が搭載され、ペアレンタルコントロールの設定をアプリ上でできるようになった。子供が危険なウェブサイトやアプリを使わないように、使用時間や課金に制限をかけるものだ。
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