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Ambient Intelligenceを推し進める

Amazon、QLED搭載の新「Fire TV Omni」や睡眠改善デバイス「Halo Rize」などを発表

2022年09月29日 03時20分更新

文● ASCII

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Echoデバイス

 Echoスピーカーでは、空間オーディオに対応したハイエンド機「Echo Studio」(199.99ドル、予約開始)の機能が進化。ホワイトカラーが選べ、音質も向上する。

 「Echo Dot」と「Echo Dot with Clock」(49.99ドルから、予約開始)は4インチのドライバーを内蔵。低域を2倍に強化し、歪みが半分に減少。手で触れてアラームを止めるなど操作性も向上している。第5世代に進化した“with Clock”には高密度のLEDがあり、曲名や天気のアイコンなどが表示可能となっている。また、Wi-Fi Extenderの機能も装備。

 日本未投入の「Echo Dot Kids」(59.99ドル)にもフクロウとドラゴンのデザインの新機種が追加されている。

 加えて、車載型デバイスの「Echo Auto」も新世代モデルが登場。より小型で車内に設置しやすくなった。また、BMWとの提携も進んでおり、車の中でのAmbient Intelligenceの実現を進めていくという。

BMWのSUVカーについているFire TV対応ディスプレー

Fire TV関連

 Fire TV関連では「Fire TV Omni QLED Series」が799.99ドルから登場。名前が示すようにQLEDを採用した製品で、シリーズとして初めてDolby Vision IQに対応、HDR10+、Adaptive Brightness、超解像といった機能も利用できる。

 単にテレビを見るだけではなく、情報表示やインテリアとの調和も重視。アートや美しい写真を説明付きで1500以上も表示できるほか、旅行で撮った家族の写真などをボイスコントロールで呼び出すことも簡単にできる。

表示しているアートの詳細な情報を知ることもできる。

 また、「Alexa Widget」として、付箋や天気などの情報を画面上に並べ、一目で情報を知ることができる。リビングでの新しい活躍が期待できそうな製品だ。

 「Fire TV Cube」(139.99ドル)も新世代に。4K対応で、CPUが8コア/2GHzに進化し、レスポンスが改善。4つのマイクを利用した音声認識機能も強化した。通信はWi-Fi 6Eをサポート。USB端子を装備し、ウェブカメラやUSBストレージの追加も可能。HDMI出力に加えて、HDMI入力も持っており、ケーブルチューナーなどを接続して、ハンズフリーで楽しむことも可能だという。360度方向に照射できる赤外線リモコンで部屋の中の別の機器を操作したり、Bluetoothヘッドホンの接続も可能だ。

 リモコンの「Alexa Voice Remote Pro」(34.99ドル)も投入予定。2つのプログラムボタンには、アプリ起動のほかルーチンもアサイン可能。発売は11月の予定。

Echo Show 15でFire TVが利用可能に

 また、Fire TV関連では人気のEcho Show 15でFire TVの機能が利用できるようになったのもニュースと言えるだろう。購入者の約7割がビデオサービスを利用しているなど、動画再生への関心が高い点に注目したという。

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