ASRock、Taichi Carrar/Steel Legend/PG Lightning/PG Riptidなど、最新Z790マザーボードシリーズを発表
ASRockは9月27日、最新の第13世代インテルCoreプロセッサーに対応するIntel Z790マザーボードシリーズを発表した。
ASRock 20周年記念モデルの「Z790 Taichi Carrar」、万能モデルの「Z790 Taichi」、高耐久・長期運用に適した「Z790 Steel Legend」、メインストリームユーザー向けの「Z790 PRO RS」「Z790 PG Lightning」「Z790 PG Riptide」、Thunberbolt4対応Mini-ITXマザーボード「Z790 PG-ITX/TB4」をラインアップ。
Z790 Taichi Carraraは大理石の生産地として知られるイタリアのカッラーラから名付けられ、白大理石の強さと美しさを再現した美しい大理石調カバーデザインを採用。同様に白大理石デザインの12cmファンが付属する。
Z790 Taichiシリーズは強力な24+1+2フェーズSmart Power Stage(SPS)Dr.MOS VRM設計を採用し、6GHz CPUの性能を十分に引き出すために高性能なLGA1700プラットフォームを提供。PCI-Express 5.0 16xスロットとNVMe SSD用のPCI-Express 5.0 M.2スロットの両方を備えるほか、PD 3.0対応60W急速充電機能を搭載。
Z790 Steel Legend WiFiとZ790 PG RiptideはPCI-Express 5.0 16x スロットのほかBlazing M.2 PCI-Express 5.0 M.2スロットを搭載。大型のマルチレイヤーM.2ヒートシンクにより、ストレージデバイスの冷却を最適化。Z790 Steel LegendにはDragon 2.5G LANと最新Wi-Fiのデュアルネットワークを内蔵し、マルチギガコネクションを自由に選択できる。
電源回路には16+1+1 SPS Dr.MOS VRM設計と高い冷却性能を持つ大型ヒートシンクを備える。両マザーボードは幅広い拡張性とストレージ増設の可能性を提供し、2オンス銅箔層PCBは持続的な高負荷時に優れた熱性能を保証。
また、高品質と優れた機能の最適な組み合わせを手頃な価格で提供することを目指し、Phantom Gamingのラインアップに新たにLightningブランドが追加。
Z790 Pro RSは優れたサウンド体験を提供するNahimic Audio、無線環境を簡単にアップグレードできるM.2 Wi-Fi拡張スロット、フロントパネルインターフェース用にUSB 3.2 Gen2x2 20Gbpsコネクターを採用するなど充実した拡張オプションを搭載。
両マザーボードには4つのPCI-Express 4.0 M.2 NVMe SSDスロット、Dragon 2.5G LAN、PCケースへの取り付けに便利な I/Oシールド、14+1+1 Dr.MOS電源フェーズを搭載。DDR4とDDR5のラインアップを用意し、さまざまな用途に柔軟に対応し、より多くの選択肢を提供する製品となっている。
このほか、ASRock Z790マザーボードの新たな特徴としてeDPコネクターを搭載。PC ケース側面にディスプレーが取り付けでき、オリジナリティーのあるPC構築が新しい可能性を提供する。