このページの本文へ

Windows Info 第346回

Windows 11 2022 Updateが登場もAndroidアプリの動作など一部の新機能は順次

2022年09月25日 10時00分更新

文● 塩田紳二 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Windows 11 Ver.21H2で、Windows 11 2022 Updateの案内が出始めた

 Windows 11の最新アップデートとなる「Windows 11 2022 Update」が完成したようだ。9月20日(現地時間)にWindows Blogで「Available today: The Windows 11 2022 Update」(https://blogs.windows.com/windowsexperience/2022/09/20/available-today-the-windows-11-2022-update/)が公開されている。なお、主要な新機能などに関しては、本連載の過去記事を参照してほしい。

●Windows 11で初めての大型アップデート、Ver.22H2はこうなる
●Windows 11の大型アップデート「Ver.22H2」ではこんな改良点がある【タスクバーとスナップレイアウト】
●Windows 11の大型アップデート「Ver.22H2」ではこんな改良点がある【エクスプローラー&タスクマネージャー】
●Windows 11の大型アップデート「Ver.22H2」ではこんな改良点がある【システム&設定アプリ】

 まずは、現在の状態を確認しておこう。

 Windows 11の従来のバージョンはVer.21H1で、ビルドは22000.1042である。これに対して、Windows 11 2022 Updateでは、Microsoftのサイトによれば、完成版(GA:General Availability)は22621.521だという。なお、すでにこのビルド番号よりも後のものがプレビュー版として配付されている。

●Windows 11 - release information
 https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/release-health/windows11-release-information

 現在のWindows Insider PreviewのBeta Channelでは、ビルド22621.601および22622.601がリリース済み。また、Relese Preview Channelでは、22621.607が公開されている。

Windows Updateがさらに改良されて、サイズも小型化
一部の機能については、10月以降のアップデートを予定

 Windows 11 2022 Updateの新機能に関しては、前述の過去記事で解説しているが、その後に追加された新機能がいくつかある。ここでは、それらを簡単に紹介する。

Windows 11 2022 Updateではスタートメニューも改良されている

 継続的に改良されているWindows Updateだが、22H2でも改良が進み、配付されるアップデートのサイズ削減、インストール時間の短縮が行なわれた。また、これまで個別に更新されていた.NET Frameworkが再びWindows Updateに統合された。.NET Frameworkの更新は、Windows 10 Ver.1809でWindows本体のアップデートと切り離され、個別にアップデートするようになった。

 しかし、.NET Frameworkのアップデートでは、再起動が必要な場合がある。Windows Updateで、Windowsが更新されると、再起動後にその更新に対応した.NET Frameworkのアップデートが検出されインストールが始まる、このため、2回の再起動が必要になることがあった。.NET FrameworkのアップデートがWindowsのアップデートと統合されたことでその手間は発生しないという。

 なお、Windows 11 2022 Updateは、Windows 10の秋のアップデートと同じく、毎月の品質アップデートでモジュールを配付しておき、最後に「有効化」パッケージを配布・実行することで、新機能が有効になる。このようにしておくことで、機能アップデートのダウンロードとインストールの時間が短縮される。

 さて、22H2で予定されている新機能については、10月以降にアップデートが予定されているものもある。要は間に合わないものもあるので、次々と出しますよということだ。前述のブログ投稿を見ると、エクスプローラーのタブは10月導入となっている(注釈がついている)。ただ、すでにWindows Insider ProgramのBetaチャンネルで配付されているバージョンではタブが導入されているので、それほど待たされることもないはずだ。

エクスプローラーのタブは今回間に合わず

 Androidアプリを動作できるWindows Subsystem for Androuid(WSA)も、22H2の機能として年内にも配付が始まる。もっともこの機能、Windows 11の新機能として最初に公表されていたのだが。

Androidアプリの動作とアプリストアも年内配信予定

 また、TeamsにあったAIによるカメラ画像処理関連の機能が「Windows Studio」として搭載されるようだ。残念ながら筆者の環境では設定画面を見ることができなかったが、「自動フレーミング」「背景のぼかし」「アイコンタクト」(視線が正面を向いているように画像処理するもの。2020年にARM64プロセッサ搭載のSurface ProXに先行搭載された)が、設定の「Bluetoothとデバイス→カメラ」でカメラデバイスを選択したときに「Camera Effects」として表示されるようだ。また、オーディオの処理もしており、ノイズを抑制する「音声フォーカス」などが可能になるらしい。

ビデオ会議向けの映像・音声処理はWindows Studioとして統合された

 なお、これらの機能には、CPU内蔵のAIアクセラレーター機能が必要となる。ARM64プロセッサのSurface Pro Xにアイコンタクトが先行搭載されのは、搭載されているクアルコム製のSQ1プロセッサ(Snapdragon 8cxがベースと考えられている)にAIエンジン(Hexagon)が含まれていたからだ。

 インテルCPUには第10世代からGNA(Gaussian & Neural Accelerator)やIntel Deep Learning Boost命令セット(8bit整数をサポートしたAVX命令セット)が搭載されており、Windows 11で対応ハードを絞った効果がようやく目に見えることになりそうだ。

 発表を受けて、既存のWindows 11 Ver.21H2(最初のWindows 11)には、通知が表示されるようになった。ブログ投稿では「Available today」と記されていたが、まず導入可能になったのはWindows Insider Programの参加者から。その後、一般ユーザーへと段階的に進む。

 一部の機能は「後日」だし、毎度のことだが、PCによっては問題が発生し、同種のハード向けの配付が止まることがある(セーフガードホールドと呼ばれる。詳しくは以下の記事で。「Windows 10で秋の大型アップデートが始まったのに、春のアップデートも落ちてこないマシンがあるのはなぜ?」)。慌ててアップデートしてトラブルに巻き込まれることのもなんだ。じっくりと待つのがいいと思うが、どうしてもということであれば、以下のURLでISOやメディア作成ツールが配布されている。

●Windows 11 をダウンロードする
 https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII倶楽部

注目ニュース

  • 角川アスキー総合研究所

プレミアム実機レビュー

ピックアップ
1
Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル Anker絡まないケーブル 240W 結束バンド付き USB PD対応 シリコン素材採用 iPhone 17 / 16 / 15 / Galaxy iPad Pro MacBook Pro/Air 各種対応 (1.8m ミッドナイトブラック)
Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル Anker絡まないケーブル 240W 結束バンド付き USB PD対応 シリコン素材採用 iPhone 17 / 16 / 15 / Galaxy iPad Pro MacBook Pro/Air 各種対応 (1.8m ミッドナイトブラック)
¥1,390
2
Anker USB Type C ケーブル PowerLine USB-C & USB-A 3.0 ケーブル iPhone 17 / 16 / 15 /Xperia/Galaxy/LG/iPad Pro/MacBook その他 Android 等 USB-C機器対応 テレワーク リモート 在宅勤務 0.9m ホワイト
Anker USB Type C ケーブル PowerLine USB-C & USB-A 3.0 ケーブル iPhone 17 / 16 / 15 /Xperia/Galaxy/LG/iPad Pro/MacBook その他 Android 等 USB-C機器対応 テレワーク リモート 在宅勤務 0.9m ホワイト
¥660
3
KIOXIA(キオクシア)【日本製】USBフラッシュメモリ 32GB USB2.0 国内サポート正規品 KLU202A032GL
KIOXIA(キオクシア)【日本製】USBフラッシュメモリ 32GB USB2.0 国内サポート正規品 KLU202A032GL
¥980
4
【Amazon.co.jp限定】 ロジクール 静音 ワイヤレス トラックボール マウス M575SPd Bluetooth Logibolt 無線 windows mac iPad OS Chrome トラックボールマウス ブラック M575 M575SP 国内正規品 ※Amazon.co.jp限定 壁紙ダウンロード付き
【Amazon.co.jp限定】 ロジクール 静音 ワイヤレス トラックボール マウス M575SPd Bluetooth Logibolt 無線 windows mac iPad OS Chrome トラックボールマウス ブラック M575 M575SP 国内正規品 ※Amazon.co.jp限定 壁紙ダウンロード付き
¥5,280
5
CIO フラットスパイラルケーブル CtoC 1m (Type-C/USB-C) PD 急速充電 平型 磁石 マグネット吸着 まとまる 充電ケーブル PD 240W データ転送 480Mbps (ライトブラック, 1m)
CIO フラットスパイラルケーブル CtoC 1m (Type-C/USB-C) PD 急速充電 平型 磁石 マグネット吸着 まとまる 充電ケーブル PD 240W データ転送 480Mbps (ライトブラック, 1m)
¥1,780
6
Amazon Kindle Paperwhite (16GB) 7インチディスプレイ、色調調節ライト、12週間持続バッテリー、広告なし、ブラック
Amazon Kindle Paperwhite (16GB) 7インチディスプレイ、色調調節ライト、12週間持続バッテリー、広告なし、ブラック
¥18,980
7
Anker iPhone充電ケーブル PowerLine II ライトニングケーブル MFi認証 超高耐久 iPhone 14 / 14 Pro Max / 14 Plus / 13 / 13 Pro / 12 / 11 / X/XS/XR / 8 Plus 各種対応 (0.9m ホワイト)
Anker iPhone充電ケーブル PowerLine II ライトニングケーブル MFi認証 超高耐久 iPhone 14 / 14 Pro Max / 14 Plus / 13 / 13 Pro / 12 / 11 / X/XS/XR / 8 Plus 各種対応 (0.9m ホワイト)
¥990
8
エレコム 電源タップ 6個口 3m 雷ガード 個別スイッチ ほこりシャッター付 耐熱 PSE技術基準適合 ブラック T-K6A-2630BK
エレコム 電源タップ 6個口 3m 雷ガード 個別スイッチ ほこりシャッター付 耐熱 PSE技術基準適合 ブラック T-K6A-2630BK
¥1,590
9
Amazon Kindle - 目に優しい、かさばらない、大きな画面で読みやすい、6週間持続バッテリー、6インチディスプレイ電子書籍リーダー、ブラック、16GB、広告なし
Amazon Kindle - 目に優しい、かさばらない、大きな画面で読みやすい、6週間持続バッテリー、6インチディスプレイ電子書籍リーダー、ブラック、16GB、広告なし
¥13,980
10
キヤノン Canon 純正 インクカートリッジ BCI-381(BK/C/M/Y)+380 5色マルチパック BCI-381+380/5MP 長さ:5.3cm 幅:13.9cm 高さ:10.75cm
キヤノン Canon 純正 インクカートリッジ BCI-381(BK/C/M/Y)+380 5色マルチパック BCI-381+380/5MP 長さ:5.3cm 幅:13.9cm 高さ:10.75cm
¥5,645

Amazonのアソシエイトとして、ASCII.jpは適格販売により収入を得ています。

デジタル用語辞典

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン