ウイングアーク１ｓｔは9月1日、データ分析基盤データ連携機能を強化したクラウド版「Dr.Sum Cloud」を提供開始した。
Dr.Sum Cloudは、企業内に蓄積されたさまざまなデータの高速集計エンジンとして多くのユーザーに利用されている「Dr.Sum」のクラウド版。データを可視化するインターフェースのBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」やMicrosoft Power BI、Tableauなどと連携し、クラウド環境での高速集計・分析業務をより強固にしている。
近年の全体最適でのデータドリブンな意思決定を行える環境を整備するニーズの高まりを受け、それらに対応をすべくDr.Sum Cloudではさまざまなシステムと柔軟にデータを連携できるための機能を強化している。
今回、差分更新機能が実装されたことにより、大量データや、SFA・CRMなど更新頻度の高いデータと連携する際、簡単な設定で差分更新ができ、開発・運用工数の削減やシステム負荷軽減にも繋がるという。また、同期処理機能の実装により、商品の在庫状況や属性、会員情報などのマスターリスト管理において、リアルタイムな同期処理が可能になった。
機能強化ポイント
・差分更新機能
指定したキー項目をもとに差分のデータのみを更新
・同期処理機能
連携するデータベースと同期処理（追加・更新・削除）を行なえる
※同期処理できるデータベースはIBM DB2、Microsoft SQL Server、Oracle Database
詳細は動作環境を確認のこと。価格は月額25万円から（Smallライセンス、税別）。
また、本情報を含めた最新情報をカンファレンスイベント「updataDX22」で紹介する。
updataDX22
https://www.wingarc.com/updata/2022/
日時：10月12日15時30分～16時10分、16時15分～16時55分
開催場所：オンライン／会場（ザ・プリンスパークタワー東京）
講演内容：データ活用をもっと身近に。データの運用をもっと柔軟に。
【前編】～Business Session：WingArcが導くデータ活用の未来～
https://info.wingarc.com/public/session/view/668
【後編】～Tech Session：Dr.Sum／MotionBoardの最新デモを一挙公開～
https://info.wingarc.com/public/session/view/670
