このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

WQHDは110.7fps! 話題の猫ゲー『Stray』を「Ryzen 7 5700X」&「Radeon RX 6700 XT」で遊んでみた

2022年09月01日 11時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●市川/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

■ゲームタイトル:Stray
■開発元:BlueTwelve Studio
■販売元:Annapurna Interactive
■価格情報:3500円
■公式サイト:https://stray.game/

荒廃したサイバーシティーの世界に迷い込んでしまった猫
元の世界の仲間たちのもとへ導こう

 BlueTwelve Studio(開発元)とAnnapurna Interactive(販売元)は、アドベンチャーゲーム『Stray』を7月20日に発売した。プラットフォームはPlayStation 5、PlayStation 4、PC(Steam)版の推奨環境は、CPUはAMD「Ryzen 5 2600」/インテル「Core i5-8400」以上、GPUはAMD「Radeon R9 290X」/NVIDIA「GeForce GTX 780」以上、メモリーは8GB以上、空きストレージは10GB以上だ。

 本作は愛らしい猫(愛らしくない猫などいない)を主人公にしたTPS(三人称)視点のアドベンチャーゲーム。仲間とはぐれてしまった一匹の猫が、荒廃したサイバーシティーの世界から脱出するために奮闘する。まずはゲーム序盤のストーリーから解説していこう。

太陽の光がささない暗鬱とした世界に迷い込んでしまった猫。この子を元の世界に戻すためにプレイヤーは全能力を注ぐことになる

 3匹の仲間たちと日課であろう散歩に出かけていた猫は、朽ちかけている配管の上を渡っている途中で、足下がふいに傾いたため、深い闇の世界へと落下してしまう。

猫は必死に爪を立ててもがくものの、力尽きて闇の世界へ落下してしまう

 強い衝撃を受けて気絶した猫がようやく目を覚ますと、そこは得体の知れない不気味なトンネルだった。痛みで身体を引きずりながらトンネルを歩いていくと、急にその先にある側面の扉がわずかに上昇し、弱い光が洩れ出してきた。

猫は身体の痛みをこらえながら、元の世界へと続く道を探し続ける

 少しだけ開いた扉と、その先にある鉄格子を潜り抜けた猫の前に広がっていたのは、「サイバーシティー」という街。生物の姿は見当たらず、動力を完全に失っているロボットが横たわっているだけの世界に思えたが、頭部の一部がオレンジ色に光るネズミのような未確認動物(未確認ロボ?)が現われ、猫の接近に気づくと素早く逃げ去っていった。

無残な姿で横たわっているロボット。いったいなにがあったのだろうか?

 猫があてもなく道なき道をひたすら進んでいくと、先ほどの未確認動物(未確認ロボ?)の大群に出くわし、なぜか急に襲われることになる。必死に走り、飛びかかってくる大群を振り払った先には、先ほどよりはいくぶん生気が感じられる街並みが広がっていた。

数匹では素早く逃げ去っていった未確認動物(未確認ロボ?)だったが、大群になった途端、猫を見るや襲いかかってきた

 さらに見知らぬ世界の探索を続けた末に、ついに猫はコミュニケーションが取れる不思議な小型ドローン「B-12」と遭遇する。双方向に会話をしたわけではないが、この世界から脱出するという目的が合致した「ふたり」は、地上へ続く手段を探す探検を開始する。猫は元の世界で仲間たちと再会することができるのだろうか?

一方的にしゃべる小型ドローン「B-12」と、なにも話さない猫。「ふたり」がどうやって会話を成立させているのかは謎だ。B-12は精神感応的な機能を備えているのかもしれない

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ