改正電帳法に対応、Dropboxにアドオンするファイル管理ツール「PlusFind」発売
Dropbox Japanとエムティーアイは8月9日、Dropboxのファイルマネジメントツール「PlusFind(プラスファインド)」を発表。Dropboxの国内総販売代理店であるSB C&Sが連携するパートナーネットワークを通じて提供開始した。
PlusFindはDropboxにアドオンするだけで利用できるファイルマネジメントツール。DropboxのユーザーIDと連携したPlusFindからタグを付加して電子書類やファイルをアップロードするだけで、自動的にDropboxに保存される。PlusFindからDropboxに保存したファイルは、保存時に入力したタグによるファイル検索もできるようになるほか、範囲指定検索や条件組み合わせ検索も可能。
PlusFindのタグ付けと検索機能は2022年1月施行の改正電子帳簿保存法の検索要件を満たしており、請求書・契約書・領収書など国税関係書類をタグ付け保存することで、同法にも対応可能。一般的なシステムでは、電子書類やファイルのタグ付け保存と検索を行なうためには、同一のシステムで作成した同形式のファイルに限定されることがあるが、PlusFindでは形式が異なったファイルも検索用タグを付加してまとめてDropboxに保存でき、さまざまなファイルの一括検索も可能となる。
PlusFindのタグ付けと検索機能は、改正電子帳簿保存法への対応だけでなく、図面や写真や受発注記録などのさまざまなファイルの管理が必要な建築設計現場をはじめ、多種多様なファイルを複数の関係者で共有する必要があるプロジェクトなどでも活用でき、関係者間でのスムーズなファイル共有と管理を行なえるとしている。
PlusFindの利用料金は別途問い合せ(PlusFindの導入にはDropbox Businessの契約が必要となる)。
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
デジタル
調査でわかった、Dropboxユーザーと他のクラウドストレージユーザーの違い -
デジタル
Dropbox Japan、人のスキルをアップデートする「リスキリング」に取り組む「日本リスキリングコンソーシアム」に参画 -
デジタル
フリーランスが「自由さ」を享受しつつトラブルを回避する方法とは -
デジタル
東急建設がDropbox Business採用、140TB超の全社データを一元管理 -
デジタル
食品メーカー「はくばく」、インフラ管理負荷を軽減するため企業向けDropboxを採用 -
sponsored
Dropbox Businessを改正電帳法要件に対応させる「PlusFind」を使ってみた -
デジタル
Dropbox、ポストコロナにおける最適な働き方をサポートするワークフローツールをアップデート -
デジタル
DropboxとCELF活用でExcelデータを自動集計するサービス、SCSK
過去記事アーカイブ
- 2013年
- 11月