5120×2160ドットの5X40(JN-5X40)をレビュー

5K2KはフルHDの約5.3倍、39.7型ウルトラワイド曲面ディスプレーの凄まじい没入感

文●宮崎真一 編集●ジサトライッペイ

提供: JAPANNEXT

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リフレッシュレートは最大60Hzだが
ゲーマーが欲しい機能はほぼサポート

 ただし、5X40のリフレッシュレートは60Hzまでの対応で、応答速度はオーバードライブ時でも5msと、ゲーミング用途には物足りないと感じる人は少なくないだろう。

 しかし、ディスプレー同期技術であるAMD FreeSyncをサポートしており、ティアリング(表示の上下ずれ)やスタッタリング(表示のカクツキ)といった表示の乱れを抑えられる。また、暗がりの視認性を上げるブラックレベルの変更機能はゲーマーには嬉しいポイントだろう。

AMD FreeSyncを利用するためには、Radeonシリーズの対応ビデオカードが必要。また、5X40のOSDメニューから同機能を有効にしなければならない

ブラックレベル(Black Level)を調整すると、暗がりの視認性が変わる

 さらに、OSDメニューのピクチャーモードにはゲーム向けのプリセットで「ゲーム」、「RTS」、「FPS」の3つを用意。これらのモードで設定がどのように変化するかは公開されていないものの、画面を見た感じでは輝度やブラックレベルなどがゲームのジャンルに応じて変化しているようだ。

ピクチャーモードは7つのプリセットを用意

 特にTPSやFPSなどのシューター系ゲームでは、暗がりに敵が潜んでいることが多々ある。そのため、ピクチャーモードの変更でそれをいち早く察知できるようになる点はありがたい。

 ちなみに、ピクチャーモードではほかに「フォト」や「ムービー」、画面が白黒になる「Black White Mode」が選べる。切り替えはOSDボタンのほか、付属のリモコンの[P]ボタンでも行える。

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