極上の音楽体験を提供する音楽ファン/ミュージシャン向けイヤーモニター
Weston Audio、最大8ドライバー搭載のMACHシリーズ8機種を発表
2022年06月08日 07時00分更新
ONE PIECE主題歌のアイドラ、メンバー全員一致の機種は?
発表会には、ロックバンド「I Don’t Like Mondays」からYU氏とCHOJI氏がゲストとして登壇。さっそくMACHシリーズ全機種を聞いたそうで、その感想を述べ、またMACHシリーズをイヤーモニターに使いながらの生演奏も披露した。
完実電気の担当者によると、全ラインアップを通じてM60がひとつのベンチマーク的な意味合いを持つ仕上がりだそうだが、各モデルにはそれぞれの良さがある。YU氏、CHOJI氏とも「この1機種だ」と絞り込むのは中々難しかったようだ。例えば、YU氏は思わずワオという声が出るほどクリアなM80がいいとしつつも、聴くジャンルなどによってはM70やM50の良さがあるとコメント。CHOJI氏は全8機種を聞いたうえでM60を推すとしたが、一方で自分たちの曲を聴くために目的を絞るならM70がよいとコメント。これは不思議なことにメンバー4人の意見がぴったり合ったところだったそうだ。M70は曲の主役(ボーカルなど)がはっきりみえ、音が小さくても低域がしっかりしている点がよさだという。
ちなみに、完実電気で社内試聴した際もM70の人気が高かったそうだ。発表資料では、低域に重点を置きつつもバランスの取れたチューニングに仕上げており、一方で自然できめ細かなサウンドを実現。音像定位や解像感は世界最高水準を自負するできで、広大で奥行きがある立体的な音場再現が持ち味であり、J-POPやロックのように低音のビート感が重要な楽曲はもちろん、DJやゲーマーなどにも進められる製品だという。
トークセッションではイヤーモニターに対する考え方やいい音のイヤホンが音楽づくりにどのようなインスピレーションを与えてくれるなどディープな話題も飛び出した。生演奏のモニターとして実際に使用した際の手ごたえも上々のものだったようだ。