キャンプに来た地に伝わる「ケモノガミ伝承」とは?

キミの「選択」がモンスターを「進化」させる!PS4/Switch『デジモンサヴァイブ』の「選択」に関わるゲームシステムが判明

2022年06月10日 17時00分更新

文● ASCII

 バンダイナムコエンターテインメントは6月10日、PlayStation 4/Nintendo Switch向けテキストアドベンチャー+タクティクスバトル『デジモンサヴァイブ』にて、本作の世界観にまつわる「ケモノガミ伝承」についてと、伝承を調査するキャラクター「教授」を公開。

 さらに、テキストアドベンチャーパートでのプレイヤーの「選択」による「物語」や「進化」の変化に関する、より詳細なシステムを明らかにした。

 本作は2022年7月28日発売予定、価格はパッケージ版/ダウンロード版ともに7678円だ。

 また、教授役:山路和弘さんナレーションによる6分以上の本告PVも公開されたので、あわせてチェックしてほしい。

PS4・Switch「デジモンサヴァイブ」本告プロモーション映像

世界観

少年たちが訪れた土地に伝わる「ケモノガミ伝承」とは?

 タクマたちが課外キャンプに来た土地に伝わる土着の信仰「ケモノガミ伝承」。古の時代、この地域では豊穣を願って、あるいは厄災を祓うために、獣の神すなわち「ケモノガミ」に子どもを生贄として捧げる風習があった。

 捧げられた子どもは生きたままどこかに消えてしまう。これが後に「神隠し」として伝わった。

 しかし時代が下るにつれ「ケモノガミ」は、神道で言うところの祟り神のような扱いとなり、畏れや鎮魂の対象として祀られるようになった。かつて生贄を捧げられ崇拝された「ケモノガミ」は、呪いや「神隠し」を引き起こす荒ぶる神として人々の中で形を変えたのである。

 そして「ケモノガミ」への信仰はやがて廃れていき、現代では「ケモノガミ」を知るのは老人たちのみであり、失われつつある信仰となっている。

信仰を失い人々に忘れられた世界から消え去ろうとしている「ケモノガミ」は、新たなる生贄を求め子どもたちを異世界へと呼び込む…

【ケモノガミ伝承ゲーム画面】

キャラクター紹介

教授(CV:山路和弘さん)

「ケモノガミ伝承」を調査するため、この土地を訪れた大学教授

 地方私大の准教授で、民俗学を教えている人物。民間伝承や神話などを独自の切り口で解釈した論文は、学会では異端扱いされている。

 この世界の超常現象は現代科学を超えた未発見の要因があり、その謎を解く鍵は各地の古代文献などで記された伝説にあると信じている。

 この土地を訪れた彼は、「ケモノガミ」を祭る祠を調査中にタクマたちと出会い、事件へと巻き込まれる。

 そんな中、異世界やモンスターたちと「ケモノガミ伝承」との関連性に強い学術的好奇心を抱いていく。

異世界に迷い込んだ唯一の大人として少年たちを守ろうとするが…

【教授ゲーム画面】

ゲームシステム

 物語はテキストアドベンチャーパートの会話や調査の途中で出現する「選択肢」で選んだ行動の積み重ねで変化し、主人公タクマの相棒であるアグモンの進化先も変化していく。

【カルマ値の変化】

 「選択肢」の回答により「カルマ値」が変化し、「カルマ値」は「道義」「調和」「激情」のダイアグラムとなっている。シナリオは全12章存在し、8章以降でそれまでの選択の蓄積により、「道義」「調和」「激情」の3つのルートに分岐する。

 「道義」「調和」「激情」のどれかのエンディングをみることで、2周目以降ではさらなる「裏ルート」が解放される。

選択肢決定時に出るエフェクトの色や表示でどのカルマ値が上昇したか知ることができる

カルマ値のダイアグラムはメニューの「プロフィール」で確認できる

【相棒のアグモンの進化】

 主人公の相棒であるアグモンはストーリー進行により進化していく。進化先はそれまでの選択肢によって蓄積された「カルマ値」に応じて変化する。

 「道義」「調和」「激情」はそれぞれ「ワクチン」「データ」「ウィルス」と対になっており、成熟期、完全体、究極体が3種類ずつあり、そのほか、裏ルートでのみ解放される特殊な進化も存在。

 1周のプレイですべての進化を解放することはできない点は覚えておこう。

物語中でピンチに陥った際、主人公の心に呼応し、相棒であるアグモンが進化する

イベント発生時に一番高いカルマ値の進化が解放される

【ゲーム情報】

タイトル:デジモンサヴァイブ
ジャンル:テキストアドベンチャー+タクティクスバトル
販売:バンダイナムコエンターテインメント
プラットフォーム:PlayStation 4/Nintendo Switch
発売日:2022年7月28日予定
価格:7678円(パッケージ版/ダウンロード版)
CERO:B(12才以上対象)

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう