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新車を買った情報2022 第100回

ロードスター信号待ちのコーヒータイム シンクロ率400%のミニボトルを求めて

2022年06月05日 09時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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滑らないトップバリュー「スリムマグボトル」

 では世の中には滑らないボトルはないのか? そこで見つけました、イオングループのPB「スリムマグボトル」。容量120mlで、直径46mm×高さ138mm。購入価格は1078円でありました。

 なんとキャップに思いっきり滑り止めのゴムが付いています。ボトル本体側もザラザラしたシボ付き塗装で、これもそこそこ滑りにくい。私のように文句をたれるユーザーの声がよほど多かったのか。巨大スーパーのリサーチ力のなせる技という感じがいたします。

 保温能力は6時間53℃以上で、これもサーモス以上。このスペックが信用に足ると思えるのは、ボトルの奥に刺さるパッキンの構造がサーモスと同じだから。なのにサーモスのようにキャップの渋さを感じないのは滑り止めのおかげ。素晴らしい。

 そして滑り止めによる力の入れやすさを生かして、スクリューキャップのピッチが大きく、他より少ない回転角度で開閉できるのもいいところ。断熱性能と使いやすさを両立した形がこれ。だからしばらく気に入って使っていました。

 ところがパッキンが大きく外に飛び出しているおかげか、傾けるとポタポタと滴が垂れてくる。

 おまけに飲み口も極端に短い。右がトップバリュー、左が他の一般的な製品。飲み口が短いので、口に当てるとボトル本体のエッジが唇に当たって、なんかヤーな感じに。

 あちらが立てばこちらが立たず。なかなか難しいのであります。

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