お値段以上? ニトリ「プチトル」
ニトリもこの市場に参入しております。右のボトルがそれで、製品名は「プチトル」。ちなみに左が元祖、デザインワークスエンシェント「ポケトル」。シルバー同士で比べると違いがわかりませんが、ロゴで見分けがつきます。
元祖ポケトルは「おしりのポケットに入るボトル」を示したもの。右のプチトルは「鞄に入るボトル」でしょう。ここまでやってくれるとパクリ・パチモンの域を超えた「フランク三浦」のような何かを感じないではありません。
プチトルの公称容量は160ml。試したところ、これはボトルのフチ、ギリギリまで入れた場合で、キャップを締めると溢れてしまいます。溢れずに入るのは150mlくらい。ちなみに保温性能は6時間56℃以上で、サーモスより高性能。これは後で実験して比べてみましょう。
ユニークなのは「氷ストッパー」と呼ばれる内蓋が付いていること。口径が30mm程度なので、入るのは細かいクラッシュアイスですが、それがボトルを傾けてジャラジャラ出るのを防ぐというわけです。
でもおいら氷なんか入れないもんねー。と、この氷ストッパーを外して使ってはいけません。コーヒーが容赦なく漏れてくる。なぜならキャップのパッキンはこの内蓋に合わせたサイズだから。
しかし、この製品の良さも氷ストッパーがあること。滑らかで厚みのある内蓋のおかげで、口当たりの良さはサーモス並。
しかも購入価格は599円。本家ポケトルの半額ですから「お、ねだん以上」なのは間違いのないところ。他より余計な部品も付いているわけで、それなりにお金もかかっているはずです。ただ、これも使用頻度は低くなってしまいました。理由は本家ポケトルと同じです。
この連載の記事
-
第112回
ゲーム・ホビー
タイヤも太いし全部ある人生初マウンテンバイク -
第111回
自動車
フルサス装備で世界のナベアツ化した自転車について -
第110回
自動車
自転車vs.ロードスター シートポストサスペンションの乗り心地を測ってみた -
第109回
自動車
自転車情報2022 深刻なグラベルロード不足を解消するサスペンション付きシートポストの衝撃! -
第108回
自動車
中古車のサビとキズ、傾向と対策 -
第107回
自動車
中古車のマルとバツ 5年5万キロSJ5フォレスター納車後総点検【内装編】 -
第106回
自動車
5年落ちフォレスターの憑き物を落とす -
第105回
自動車
ロードスター生活を支えるコーヒー保温ボトルの性能を測ってみた -
第104回
自動車
ちょっと旧いスバル フォレスターの魅力 -
第103回
自動車
人生初SUV!ちょっと旧いフォレスターがやって来た ドライブ前の儀式編 -
第102回
自動車
ロードスター対応保冷保温ミニボトル私的ベスト4選 - この連載の一覧へ