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東京スカイツリー、開業10周年記念特別ライティングデザインを募集

2022年05月09日 12時00分更新

文● 近藤克己 編集●ASCII

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 東京スカイツリー(東武タワースカイツリー運営)は5月22日に開業10周年を迎えるにあたり、特別ライティングのデザインを募集する。

 募集テーマは、過去10年間の中で心に残った思い出、今後の10年間で叶えてみたい夢や希望、目標など、“これまでの10年”と“これからの10年”の想いを込めた「みんなのスカイツリー」。応募作品の中から最優秀賞1作品、優秀賞9作品を選出し、10月20日発表するとともに、10月21日の「あかりの日」から点灯を開始する。

 

 デザイン募集の詳細は次のとおり。

●応募期間:2022年4月13日(水)~7月31日(日)23:59
●応募資格:日本在住であること。未成年者は保護者の同意が必要。
●応募方法:①東京スカイツリー公式ホームページ内の特設ページから塗り絵イラストをダウンロードし、②デザイン(塗り絵)、デザインテーマ/コンセプト(テキスト)、ライティング名称、自身のTwitterユーザー名(@xxxxxxxx)を記入したものを撮影、③東京スカイツリー公式Twitter( @skytreeofficial )をフォローした上で、④指定ハッシュタグ「#スカイツリー10周年ライティング応募」をつけてTwitterで投稿。
●入賞:最優秀賞(1名)受賞者は、発表イベントへの招待・登壇、特別ライティングの点灯(2022年10月20日)ほか、副賞として東京スカイツリー入場券(天望デッキ+天望回廊)1組4名分が授与される。優秀賞(9名)受賞者は特別ライティング(同)の点灯と副賞として東京スカイツリー入場券(同)1組2名分が授与される。受賞者への連絡は東京スカイツリーTwitter公式アカウントからダイレクトメッセージにて行われる。

 10年3月に東武タワースカイツリーはライティング照明機器のパートナーにパナソニック電工(当時、現パナソニック エレクトリックワークス)を選定、パナソニックはスカイツリー専用の照明機器の開発に取り組み、11年6月には1955台すべてを省エネ性に優れたLED照明機器とし、それらを高速制御する演出システムを開発すると発表した。

2011年にパナソニックがスカイツリー専用として開発した照明機器

 12年5月の開業時には、隅田川の水をモチーフにした淡いブルーの「粋」と、江戸紫をテーマカラーとした「雅」を点灯、3年目の15年5月には照明機器を80台増設して「雅」に動きのある演出を加え、17年5月からは縁起の良い橘色を基調とした「幟」を加え、3色のパターン演出を展開。21年2月からはさらに照明器具287台を増設し、アンテナ設備が設置されたゲイン塔部分をフルカラー点灯できるようにはるとともに、塔体250m付近と150m付近の中間部も連続性のある点灯演出が可能になり、「粋」「雅」「幟」のデザインを一新している。

21年2月にデザインが一新された「粋」「雅」「幟」のライティング(写真左から)

 また、3月10日の東京大空襲の日、3月11日の東日本大震災の日には、追悼や復興の気持ちを込めた特別ライティングを毎年点灯してきたほか、20年3月からはコロナ禍に対して、「世界は心を一つにして、この困難に立ち向かわなければならない」という想いを込め、地球をイメージした青色の特別ライティングを点灯するとともに、展望台に「TOGETHER WE CAN ALL WIN!」のメッセージを掲げ、この困難を乗り越えようというメッセージを発信してきた。

3月10日東京大空襲の日のライティング

3月11日東日本大震災の日の特別ライティング「明花」

 こうした特別ライティングを含めると、スカイツリーは開業以来130種類以上のライティングを点灯してきたが、今回の10周年特別ライティングもスカイツリーの歴史の一つに刻まれることになる。

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