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Windows情報局ななふぉ出張所 第261回

Bluetoothはいまのところ快調:

アップル「Mac Studio」Mac miniから買い換える価値はある?

2022年04月06日 09時00分更新

文● 山口健太

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Bluetoothはいまのところ快調

 Mac miniユーザーとして気になっている問題の1つが、USB 3デバイスとBluetoothなど無線機能の相性です。AirPodsの接続が切れたり、マウスカーソルの動きがおかしくなったりする現象が知られており、筆者もM1モデルとインテルモデルの両方で経験しています。

 これはUSB 3デバイスから発生するノイズが原因とみられ、アップルは対策としてシールドされたケーブルの使用や、Mac本体からUSB 3デバイスを遠ざけるといった方法を案内しています

 ではMac Studioはどうかというと、いまのところ体感できるような問題は起きていません。本体のUSB-AポートにロジクールのUnifyingアダプタとUSB 3のSSDをつないだまま、Bluetooth接続のMagic KeyboardやAirPodsを問題なく使えています。

Mac miniではこのような使い方は難しかったが、Mac Studioではいまのところノートラブル

 各ポートにどのような機器をつなぐかによっても変わってくるため、「Mac Studioでは問題ない」とまでは断言できないのですが、少なくとも筆者の環境ではMac miniよりも安定している印象です。これまでは「Thunderbolt 3ドック」を使って、USB 3デバイスをなるべくMac mini本体から遠ざけることで回避していました。

 最小構成でも約25万円のMac Studioに比べると、M1搭載Mac miniは総じてコスパに優れている印象ですが、無線周りの挙動に難があるため万人向けとしてはおすすめしにくいと考えています。今後、Mac miniのモデルチェンジがあれば引き続き注目していきたい点です。

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