原点に回帰した25周年記念作品
4K+HDR対応ディスプレー&ハンコンでやるべし!「グランツーリスモ7」はクルママニアの心を鷲掴みにする良作だ
ハンコンでのプレイが理想、ホリのRWAはお手ごろ品
ホリのハンコン「レーシングホイールエイペックス for PlayStation®5, PlayStation®4, PC」(RWA)でプレイ。ダートだと路面の凹凸でフォースティードバックありのハンコンでは、ガタガタとハンドルを取られないようにするのに必死だが、RWAならそんなことはないので理想のライン取りも夢じゃない?
筆者は今回、ホリのハンコン「レーシングホイールエイペックス for PlayStation®5, PlayStation®4, PC」(RWA)をお借りしてプレイした。本製品は、フォースフィードバックや振動などはないものの、ステアリングの切れ角は180度と270度を切り替えられ、バネの力でセンターに戻る仕組みを備えている。
テーブルなどへの装着はクランプによる挟み込みと吸盤の2通りがあり、テーブルの形状に合わせて選択できるのが特徴。ハンドルの遊びも設定可能で、敏感すぎるのを嫌うことで直進性を保ちやすくすることもできる。
キー設定は、RWAのASSIGN機能若しくは、パソコンと接続してアプリを使ってカスタマイズすることができるが、よほどのこだわりがなければデフォルトで十分だろう(グランツーリスモ7の設定からはできない)。
筆者はこれまで、グランツーリスモシリーズをプレイするときはハンコンを利用してきたが、いずれもフォースフィードバックのあるタイプだった。路面の状態やタイヤの接地状況などが感じられ、臨場感と同時に状況を触感でわかるが、長時間プレイしているとものすごく疲れる。
このRWAは、そういった触感はないものの、ドライビングにはそれほど支障はなく、むしろハンドルが取られないので理想のライン取りをしやすく、何より疲れないのがいい。昔でいう"ネジコン"のような感覚だ。筆者は、ハンコン以前はネジコンでプレイしていた。
通常のコントローラーのアナログ入力よりは微妙なコントロールができ、グランツーリスモ7は微妙なアクセルワークやブレーキングも必要なため、タイムを出そうと思うならハンコンを購入することをオススメしたい。RWAは値段もお安く実売価格は1万6800円。PS5でグランツーリスモを始める人にはちょうどよい。
ちなみにPS5では、コントローラー操作のとき、アダプティブトリガーによってABSやブレーキ時の抵抗を感じられたり、ハプティックフィードバックによって路面からの振動を感じられる。これが結構イケており、コントローラーでのプレイでも楽しめるはずだ。
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