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9980円で買える「OPPO Watch Free」電池持ちや基本機能にも満足

2022年03月28日 09時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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バッテリー容量は230mAh。充電器はマグネット式でカチッと取り付けられ、USB経由で充電できる

いまのところ充電は週1回程度で済みそう

 2020年9月に発売された「OPPO Watch」は、グーグルのWear OSを搭載していましたが、OPPO Watch Freeは独自OSを採用しています。OPPO Watchは電池持ちが悪く、買ってガッカリした人もいるかもしれませんが、OPPO Watch Freeは最大14日間のロングバッテリーをうたっており、実際に電池持ちは非常にいいです。

 筆者は、ウォーキングの計測や睡眠トラッキングなど、結構いろいろな機能を使いますが、充電は週に1回、お風呂に入っている間にすませる程度で間に合っています。前モデルのOPPO Watchとはまったく別のモデルと捉えてよさそうです。

GPS非搭載だが、日常的な運動の記録には十分

 スマートウォッチに求める機能は人によって異なるでしょうが、OPPO Watch Freeには、昨今の標準といえる機能は揃ってます。心拍数と血中酸素レベルを測定でき、自動でのモニタリングも可能。睡眠トラッキング機能も搭載。長く座り続けていると、身体を動かすことを促してくれたり、一定時間おきに水分補給をすすめるリマインダーも設定できたりします。

血中酸素レベルを測定可能。医療用途には使えないが、自身の健康状態を確認する目安となる

 スポーツモードは100種類以上が用意されていて、ランニング、ウォーキング、ローイングマシン、エリプティカルは、運動を始めたことを自動で認識して知らせてくれる機能も備えています。画面に表示されるガイドに従ってできる「5分間ストレッチ」も、仕事の合間の気分転換に役立ちそうです。

 ただし、GPSは搭載していないので、走った経路を記録した場合は、GPS機能をオンにしたスマホも一緒に携帯する必要があります。電子コンパス、高度計、気圧計といったアウトドア系の機能も入っていません。

スポーツモードはリアルタイムで歩いた距離、消費カロリーなどを確認でき、終了後に運動の強度なども確認できる

GPS機能はないが、スマホで位置情報を取得でき、スマホにインストールした「HeyTap Health」アプリにランニングやウォーキングのルートが記録される

「HeyTap Health」アプリではワークアウトの詳細な結果も確認できる

一定時間座ったまま仕事を続けていたりすると、身体を動かすようにアドバイスされる。その際に役立つのが「5分間ストレッチ」

 筆者は愛犬を散歩させるときに「屋外ウォーキング」を計測していますが、信号待ちなどで立ち止まると、自動で一時停止になり、再び歩き出すと再開されるのを便利に感じています。犬の散歩中って、結構立ち止まらざるを得ないことが多いんですよね。

 ただ、欲を言えば、一定時間、運動しない状態が続くと、自動でオフになる機能があってもいいのではないかと。散歩や運動を終えて、かなりの時間が経過してから、計測が続いていることに気づいくことも何度かありました。

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