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「量子コンピューターの現在と最新動向」オンライン開催のご案内

2022年03月24日 18時24分更新

文● MIT Technology Review Event Producer

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画像クレジット:TR

量子超越後の世界で何が変わるのか?MITテクノロジーレビューは大阪大学の藤井啓祐教授をゲストにお招きして、実用的な量子コンピューターの開発をめぐる世界の潮流、今後の課題と見通しなど、最新情報をお話いただく。

2019年10月、グーグルの研究チームが従来のコンピューターの計算能力を上回る「量子超越性」の実証に成功したと発表してから2年。量子コンピューターの実用化を目指す開発競争は近年、ますます加速しています。研究開発の世界では、大学・研究機関発のベンチャー企業などの参入が相次ぎ、革新的な研究が盛んに進められています。一方、ビジネスの世界でも、大手企業が量子コンピューター企業と協業したり、国内でもゲート型の商用量子コンピューターが稼働を開始したりといった動きがあります。

4月8日に開催するオンライン・イベント「MITTR Emerging Technology Nite #20」では、大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授で、ベンチャー企業キュナシス(QunaSys)の技術顧問の藤井啓祐氏をゲストにお招きし、ご自身の取り組みや、実用的な量子コンピューターの開発をめぐる世界の潮流、今後の課題と見通しなど、最新情報を伺います。

※本イベントはオンライン開催となります。PC、タブレットなどを使ってご自宅からご参加ください。

■Emerging Technology Niteとは
MITテクノロジーレビュー[日本版]が平日夜に開催しているコミュニティ・イベントです。最前線で活躍する研究者や起業家など有識者の方をお招きし、いま注目したいエマージング・テクノロジー(萌芽技術)や社会の最新動向をリアルの場でお届けします。
※今回は特別編として、夜ではなく日中に、オンラインで開催します。

■登壇者紹介

藤井 啓祐(ふじい けいすけ)
2011年3月京都大学大学院工学研究科 博士課程修了。博士(工学)。2011年4月から2013年3月まで、大阪大学大学院基礎工学研究科 特別研究員。2013年4月から2016年3月まで、京都大学白眉センター特定助教。2016年4月から2017年9月まで、東京大学光量子科学研究センター助教。2017年10月から2019年3月まで、京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻、特定准教授。2019年4月から、大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻、教授。大阪大学量子情報・量子生命研究センター副センター長、理化学研究所量子コンピュータ研究センターチームリーダー、情報処理推進機構(IPA)未踏ターゲット事業プログラムマネージャー、東京大学工学系研究科物理工学専攻客員教授を兼任。株式会社 QunaSys 最高技術顧問。

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