大阪・関西万博の公式キャラクターデザインが決定
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は3月22日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の公式キャラクターデザインの最終選考委員会を開催。最優秀作品を決定した。
今後、本作品を2020年8月に決定した公式ロゴマークに続くもうひとつの大阪・関西万博のシンボルとして、大阪・関西万博の更なる周知と機運の醸成に広く活用する。また、世界中から愛され、親しみを持たれるキャラクターとして育てるとしている。
2021年11月1日~12月1日の間に応募された1898作品の中から選ばれた作品で、同協会が3月2日に各選考過程を経て選ばれた最終候補作品3作品を発表、3月2日~10日まで実施した最終候補作品に対する意見募集には4万704件の意見が集まり、最終選考委員会では寄せられた意見を参考にしながら選考を行ない最優秀作品を選出した。
最優秀作品 候補 C
応募者:グループ名:mountain mountain(マウンテンマウンテン)
作者(代表者):山下 浩平(職業:デザイナー・絵本作家)
制作意図: ロゴマークをそのままキャラクターに出来ないかな? というアイデアから生まれました。 「水の都」の水と一緒になることで、姿を変えられることをコンセプトに、ロゴマークをパーツに分けて、色々な形のキャラクターを考えてみました。生き生きとしたロゴマークのイメージを損なわない様に心がけました。
特徴: このキャラクターに定まった形はありません。メインのデザインはあくまで形のひとつ。 赤い部分は分裂し、青い部分は自在に形を変える。定まることはありません。万博に関わる全ての人々、一人一人の頭の中で、キャラクターは色々な姿に変化してゆきます。だからこそ、その形は、今の多様性の世の中から善き未来の姿をうつし出すことを願っています。
ロゴマークとの関係性:生きているロゴマークは、ずっと「変わりたい」と願っていました。ある時、清い水と出会ったことで、色々な形に姿を変えることが出来る様になりました。その時から、ロゴマー クはこのキャラクターと、ひとつになりました。ロゴマークは「なりたい自分になる」そう願いながら日々、より善き姿を求めて変化しています。想像する力がある限り、変化の可能性は無限大です。