コンセプトは“GAME CHANGE”、eスポーツを始めとしたさまざまな遊びの拠点に

東京タワー内にできたeスポーツ施設「RED゜TOKYO TOWER」に潜入、最新機器や技術を駆使した“アソビ”を堪能、XR技術採用のステージも必見!

2022年03月03日 23時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

「RED゜TOKYO TOWER(レッド トーキョータワー)」の5階の内覧会に参加してきた。内覧会には、プロゲーマー、インフルエンサー、ストリーマーの方々も招待されていた

 東京タワーを拠点に、eスポーツ/エンタメの拡張事業を展開する東京eスポーツゲートは、4月20日に日本最大規模のeスポーツパーク「RED゜TOKYO TOWER(レッド トーキョータワー)」をオープンする。

 RED゜TOKYO TOWERは、“GAME CHANGE”をコンセプトに掲げ、最新のゲームタイトルをプレイしたり、世界最先端のXR技術を搭載したスタジアムで大会イベントを楽しんだり、あらゆる場面で遊びを詰め込んだ、新次元の空間を追求したというeスポーツ施設だ。

 本施設は、3階にレトロゲームやVRゲームなどを気軽に楽しめる「INSPIRATION ZONE」、4階に超人スポーツをはじめ、ドローン競技や謎解きアトラクションなどの体験型コンテンツを展開する「ATTRACTION ZONE」、そして、5階には2つの次世代アリーナとeモータースポーツのシミュレーター、カフェ&バーなどを展開する「ULTIMATE ZONE」で構成されている。

 今回、オープンに先駆けて、5階のULTIMATE ZONEの一部関係者、招待客、メディア向け内覧会が実施された。3階と4階については未公開だったが、今回はULTIMATE ZONEがどのような施設なのかを紹介しよう。

5階のマップ

XRを駆使したド派手で驚きの演出が魅力の「RED゜TOKYO TOWER SKY STADIUM」

XR技術と3D音響によるド迫力の演出が可能なハイブリッドシステムを採用したステージ

 ULTIMATE ZONEの目玉の1つが、「RED゜TOKYO TOWER SKY STADIUM」。ステージは4面にLEDディスプレーを採用し、左右にはクレーンカメラも完備しているので、eスポーツのイベントや大会でもド派手な演出が可能。加えて、最大の特徴といえるのが、XR(クロスリアリティ)技術と3D音響による、バーチャルとリアルが連動するハイブリッドシステムだ。

 実際にステージに立たせてもらい体験したが、現実では4面ディスプレーに映像が表示されていたが、ステージが写っているモニター越しだと、ディスプレー以外の範囲にも映像が表示されていた。XR技術を体験したのは初めてだったが、オフラインはもちろん、オンラインでも派手な演出が可能だというのがわかった。

現実のディスプレーでは地球が切れているが

モニター越しだと現実のディスプレーの範囲外の背景も反映されている

会場の左右にはクレーンカメラも完備

本格的なeスポーツ大会の放送にも利用可能

 またオープン後にぜひ体感してほしいのだが、3D音響の迫力もスゴイ。ここでeスポーツイベントが実施されれば、かなりの高揚感を味わえるのではないかと感じた。また、eスポーツイベントだけでなく、XR技術を駆使した音楽ライブや、ファッションショー、発表会などにも利用できるという。

さまざまなイベントでの利用を検討しているという

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう