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2022年オススメ腕時計 旬モデル3選 第1回

独自技術が花開く! プレミアム国産腕時計の佳作3選

2022年01月29日 12時00分更新

文● 川口哲郎 編集●飯島恵里子/ASCII

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シチズン/エコ・ドライブ ワン(Ref. AQ5010-01E)33万円

稀代の極薄モデルに初の3針が誕生!
シチズン/エコ・ドライブ ワン

 シチズンはオーセンティックな機械式時計を手がけながら、クォーツ式の可能性を最大限に生かした、個性的なハイエンドモデルの拡充にも力を入れている。杓子定規な“高級時計”の枠にはまらない、独創的で魅惑的な方法論の基となっているのは、もちろん技術力の高さだ。

 それを象徴するのが、2016年に発表した「エコ・ドライブ ワン」。シチズンが手がける独自のアナログ式光発電技術「エコ・ドライブ」40周年の節目に発表されたこのコレクションは、80以上に及ぶ部品の設計を根底から見直し、極限まで薄型化したわずか1.00mm厚のムーブメントを搭載する。当然、ケース厚も世界最薄クラスとなり、たちまちスリムウオッチの革命児となった。

植字式インデックスを用いた品格のあるフェイスに、新たな意匠であるスモールセコンドが調和する

 「エコ・ドライブ ワン」は以来、シチズンの代表作のひとつとしてラインアップを充実させてきたが、いずれも「秒針のない2針式」だった。“シンプル”が身上のコレクションゆえ理にかなった展開ではあったが、一般的な3針式を望む声があったのも事実。そこへ朗報だ。2022年早々に発売された最新作は、6時位置にスモールセコンド(秒針)を備えた、待望の3針式となっている。

ケースサイドに丸みをもたせ、裏蓋にカーブをつけることでさらなる装着感の向上が図られている!

 スモールセコンドが加わったことで、往年のドレスウオッチを思わせるクラシカルな趣が際立ち、従来とは一味違う、実に斬新な印象。デザインの進化に加え、当然ながら“秒”を視認できるため実用性の面でもメリットは大きいといえる。4.5mm厚のケースは独自の表面硬化技術「デュラテクトプラチナ」が施され、耐傷性を高めるとともに独自の色合いや質感が優美な高級感をさらに高めている。

 薄さだけが魅力ではない究極の薄型ウオッチ。国産時計の類稀な到達点でもある。

シチズン/エコ・ドライブ ワン
Ref. AQ5010-01E
33万円

●主な仕様
駆動方式:クォーツ(光発電エコ・ドライブ/フル充電時約7ヵ月可動)
ケース径:36.6mm
ケース厚:4.5mm
ケース素材:ステンレススチール(デュラテクトプラチナ)
ストラップ素材:ワニ革
風防素材:サファイアガラス(クラリティ・コーティング)
防水性能:日常生活用防水

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