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篠原修司のアップルうわさ情報局 第833回

アナリストの調査結果: 

アップルのVRヘッドセット、ディスプレー3つ? なのか

2022年01月25日 19時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルが2022年に発売するとうわさの新型AR/VRヘッドセットは、3つのディスプレーを搭載している可能性があるという。ディスプレーアナリストのRoss Young氏が1月5日に予測を出した。

 同氏によると、アップルの新型AR/VRヘッドセットは2つのマイクロ有機ELディスプレーと1つのアクティブマトリクス式有機ELディスプレーを備えた「革新的なモデル」になるという。

 このうちアクティブマトリクス式の有機ELディスプレーは低解像度の周辺視野に使用し、中心窩ディスプレーシステムを実現するとのこと。

 中心窩ディスプレーとは、人間の視野の特性を利用した技術のことだ。人間の視野は中心ほど高解像度だが、外側に向かうほど低解像度でもVR体験に支障が出ないとされている。

 そのため中心部は2つのマイクロ有機ELディスプレーで高解像度の映像を表現し、その周辺部はアクティブマトリクス式有機ELディスプレーを用いた低解像度の映像表現で補うというねらいのようだ。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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