今の先に見えるもの
ちなみに、LOOXのブランドは、見るという意味を持つ「LOOK」と、無限や未知の意味を持つ「X」を組み合わせた造語である。今回のLOOXでも、そのコンセプトは踏襲している。 いつでもどこでも簡単に、高精細のディスプレイで「見る」ことができ、これまでの延長線上ではないモノづくりをベースに、様々な利用シーンで活用できる無限の広がりを実現しているという点は、まさにLOOXのコンセプトに合致したものだ。
「『これぞLOOXである』というものを40年目の区切りに出せたと自負している」と齋藤会長は語る。
FMV LOOXは、40周年モデルだが、期間や台数は限定せずに販売するというが、今後、継続的に新製品を投入するかどうかは決まっていないという。
しかし、「LOOXの新製品が出るという情報を聞いた人たちが、大きな期待を寄せるブランドにしていきたい」と、今後の方向性についても言及。継続的な新製品投入も注目される。今回の40周年モデルをきっかけに復活したLOOXが、令和の時代にどんな進化を遂げるのかも期待したい。
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