このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第323回
AQUOS senseシリーズの最新作「AQUOS sense6」はカメラとディスプレーが進化した高コスパモデル!
2021年11月28日 12時00分更新
CPUはミドルレンジ相当
欲しい機能は全部入り
OSはAndroid 11、CPUはSnapdragon 690 5Gを搭載。メモリーは4GB、ストレージは64GB(今回使用したドコモ版)。外部ストレージはmicroSDカードにより最大1TBまで使用可能です。使用感としては、そこまで気になるほどではないものの、アプリの切り替えやカメラ使用中のモード切り替えに若干のタイムラグを感じました。
AQUOSスマホではおなじみの便利機能を複数搭載。なかでも、スマホ決済を頻繁に利用する人なら「Payトリガー」は便利でしょう。指紋センサーに触れたままにしていると、割り当てた決済アプリを起動できます。
また、電源ボタンの2回押し/長押しでアプリを起動できる機能もあります。ほかにも、スクロールオートやClip Nowなどの独自機能が、設定の「AQUOSトリック」にまとめられています。
バッテリーは4570mAh。非使用時の電池の減りが遅く、最低限の普段使いがメインのユーザーであれば、公式サイトに書かれている「1週間の電池持ち」も実現しそうです。生体認証は顔と指紋に対応。指紋センサーはディスプレー下部に搭載します。おサイフケータイに対応するのはうれしいポイント。また、IPX5/8の防水性能とIP6Xの防塵性能を備えます。
【まとめ】カメラ、ディスプレー性能がアップ
senseシリーズの順当な進化モデル
AQUOS senseシリーズは、そのコストパフォーマンスの高さと誰でも扱える使いやすさが魅力です。最新のsense6は、同シリーズらしい普遍的な使いやすさを持ちつつ、ディスプレーとカメラに性能の進化を感じました。特にIGZO OLEDを初搭載したディスプレーは、価格以上の性能の高さがしっかりあらわれています。また、カメラもじゅうぶんな性能で、エントリー~ミドルレンジでは差の出やすい夜景撮影も高いクオリティだと思います。
AQUOS senseシリーズの魅力はそのままにグレードアップしたAQUOS sense6。コスパ重視の人は選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
シャープ「AQUOS sense6 SH-54B」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 6.1型液晶(約20.3:9) |
画面解像度 | 1080×2432ドット |
サイズ | 約70×152×7.9mm |
重量 | 約156g |
CPU | Snapdragon 690 5G(オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1TB) |
OS | Android 11 |
5G | Sub 6 |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ画素数 | 約4800万画素(標準) +約800万画素(広角) +約800万画素(光学2倍) イン:800万画素 |
バッテリー容量 | 4570mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○(IPX5,8/IP6X) |
生体認証 | ○(画面内指紋、顔) |
SIM形状 | nanoSIM |
USB端子 | Type-C |
イヤホン端子 | ○ |
カラバリ | ライトカッパー、シルバー、ブラック、ブルーメタリック(ドコモオンラインショップ限定) |
この連載の記事
-
第517回
スマホ
安く買えて普段使いに問題なし! バランスが良いオススメのミドルレンジスマホ3選 -
第516回
スマホ
カメラやAIの性能に違いはあるのか? Xiaomi 14Tと14T Proを使い比べてみた -
第515回
スマホ
日本発売が決定した可変絞りカメラ搭載のハイエンドスマホ「nubia Z70 Ultra」速攻チェック -
第514回
スマホ
2人同時に音楽を楽しめる青春スマホ「nubia Music」に新しい可能性をを見た -
第513回
スマホ
4万円で買えるゲーミングスマホも! コスパに優れたデザインスマホ「realme 13」シリーズがアツイ! -
第513回
スマホ
100倍望遠が実用的なスマホ「vivo X200 Pro」はカメラ性能が変わらず最強だった -
第512回
スマホ
ツァイスカメラ搭載のスマホ「vivo V40」は可変色LEDライトでポートレート撮影も得意 -
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す - この連載の一覧へ