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山口真央(やまお)のおうちグルメ大満喫作戦☆ 第43回

モーニングにも、ランチにも!

本格ベトナム料理店の「バインミー」を体験 パクチーたっぷり、デリバリーでもお手軽

2021年11月10日 10時30分更新

文● 山口真央(やまお)  編集●ASCII

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 こんにちは、おいしいお酒とおいしいごはんがだいすきな胃下垂ライター"やまお"こと山口真央です。

 みなさん、パクチーはお好きですか? 独特な香りがするため熱狂的に好きな人と、そうじゃない人が分かれるのもパクチーならでは。私はかつてこそ「パクチーなんて見たくもない!」派でした……。

 が、そんな私も年齢を重ね、味覚が変わったのか、今では「パクチーサラダ」「追いパクチー」「パクチー専門店」なんて言葉を見ると飛びついてしまうくらいのパクチー好きに。どういうわけかクセになる魅力があります。

 ところで、パリパリのバゲットにパクチーをはじめ、具材をたっぷりはさんだ「バインミー」が、今じわじわと人気を集めているの、ご存じですか? 今回はそんな「バインミー」をデリバリー。たっぷりのパクチーを楽しんできました!

恵比寿の本格ベトナム料理店「ニャーヴェトナム」の「バインミー」をデリバリー

恵比寿のベトナム料理専門店「ニャーヴェトナム本店」でデリバリー
※画像はUber Eatsから

 「バインミー」とは、ベトナム語で「小麦粉の餅」、つまりパンのことを指します。正確な起源はわかっていませんが、1940年代ごろにバゲットを使ったサンドイッチがベトナム国内で広がり、さらにベトナム戦争終結後にベトナム人が米国などに移住したことで、世界中でバインミーが食べられるようになったのだとか。日本でもここ最近、専門店が街に出ていたり、ベトナム料理店で取り扱いが増えたりと、着実に浸透しているメニューかもしれません。

「バインミーサンドイッチ」Uber Eatsでの商品代は850円でした

 今回デリバリーをお願いしたのは、恵比寿にあるベトナム料理店「ニャーヴェトナム本店」。ベトナム大使館の依頼を受け2002年にオープンしたお店で、ベトナムで10年以上の経歴を持つコックのみが採用されているんだとか。本格的なベトナム料理を楽しめます。デリバリーはかわいらしい包みに入ってとどきました……!

包みの中にも包み

 包みを開けると……さらに包み。バインミーが崩れないよう、薄紙で丁寧にまかれています。この薄紙の時点で、パクチーの素敵な香りがぷんぷん!

パクチーたっぷり!

 じゃじゃーん! ここでやっとバインミーがお目見え!バゲットは表面がしっかりサックリ焼かれていて、口に入れるとパリパリと音がするんです。なのに中はしっとり……! いい焼き加減です……。ポイントは「米粉」が入っていること。もっちりとした食感が楽しめます。

季節ごとの具材が詰まっている

 ちょっとお行儀が悪いですが、バインミーの中見てみたーい! 中にはたっぷりのパクチーとニンジンとダイコンのなます、キュウリ。そして奥のほうに、乾燥豚肉とレバーペースト、たまごがはさまれていました。はさまれる具材は季節によって変わるんだそう。

パクチーたっぷり! 価格も手軽でモーニングやランチに◎

 サンドイッチ感覚だとするとボリューム感はまあまあなのでは?……と、少し不安でしたが、バゲットの食べ応えがあり、ひとつでもしっかり満たされます(私は生春巻きも一緒にいただきましたが)! この食べ応え、毎朝ベトナムのコーヒーと一緒にいただきたい気分! 「バインミー」おひとつ850円とデリバリーとしてはお手軽価格なのもポイントです。

 モーニングに、ランチに、バインミーでベトナムを感じてみるのはいかがでしょうか?

※「Uber Eats」での注文の場合、基本的に商品代とは別途、配送手数料(50円~)と、10%のサービス手数料がかかります。また、700円未満の注文の場合は別途150円がかかります。ただし、店舗によって条件が異なる場合があります。

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山口真央(やまお)

 北関東出身・都内在住のライター/編集者。音楽と本と野球とお酒、深夜ラジオがだいすきです。
Twitter:@kmiycan

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