Dropbox、コンテンツ整理を効率化する「自動フォルダ」など新機能をリリース
Dropboxは11月4日、コンテンツ整理を効率化する「自動フォルダ」など新機能をリリースした。
「大量のコンテンツの中から、必要なファイルを探し当てるのが大変」という利用者の声に応えて、コンテンツを効率よく整理し、その状態を簡単に維持できる新機能を追加したもの。また同時に、HelloSignのモバイルアプリを刷新してリリースした。
フォルダにファイルを追加する人の数が増え、各自が独自の命名規則やプロセスを使っている場合はフォルダの整理が難しくなる問題に対して「自動フォルダ」機能を用意。ファイルが追加されるたびに、命名、並べ替え、タグ付け、変換といった特定のタスクを自動で実行するフォルダを作成できる。
自動フォルダとその設定項目を一元的な管理は「自動ダッシュボード」で設定でき、命名規則を指定できるほか日付・キーワード・アクティビティーレベルに応じてフォルダ内のファイルをサブフォルダに分類して並べ替えることが可能。また、ファイルの移動前に変更点のプレビューや検証も行なえる。
さらに、検索しやすい言葉をタグとしてファイルやフォルダに追加しておけば、ファイル名を忘れてしまっても必要なファイルを簡単に見つけ出すことが可能となる。タグ機能はすべてのユーザーが利用できるようになり、現時点では、ローマ字および数字でのタグ付け検索のみ実行可能。
また、dropbox.comの左側にあるサイドバーで[写真]をクリックすると、どのデバイスからでも写真や動画にアクセスできるようにした。ウェブの[写真]は、DropboxのBasic、Plus、Family、Professional の各プランで利用可能。
HelloSignモバイルアプリでは、外出中でもスマホやタブレットを使ってドキュメントの作成、送信、そして署名までを迅速に行なえるようになった。スマホやその他のアプリから、ドキュメントをアップロードして署名依頼を送信でき、ホーム画面から署名依頼のステータスを追跡して最新の進捗状況を確認。署名されたドキュメントはモバイル デバイスから直接ダウンロードして共有できる。
HelloSignモバイルアプリは現在のところiOS版を公開(Android版は近日中に公開予定)。
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