本記事はソラコムが提供する「SORACOM公式ブログ」に掲載された「SORACOM IoT SIM – planX1でソフトバンク回線が利用できます」を再編集したものです。
みなさんこんにちは、ソラコム江木です。
SORACOM IoT SIMのアップデートをお知らせいたします。SORACOM IoT SIMのサブスクリプション planX1でKDDI 回線に加え、ソフトバンク回線が利用可能となりました。お客様は電波状況に応じて複数の回線をご利用いただけます。
サブスクリプションとは
そもそもサブスクリプションとは通信回線の契約情報で、plan01sやplan-Dといったものがあり、各サブスクリプションによって接続できるエリアやデータ通信料金が設定されています。
たとえば、plan-Dは日本国内でドコモ回線を使用したセルラー通信を提供します。plan01sは日本を含む140を超える国と地域でご利用いただけます。
ソラコムが提供しているサブスクリプション一覧はSORACOM Air for セルラーをご確認ください。
そしてサブスクリプションコンテナとは
plan01sが利用できるSORACOM IoT SIM(カード型 SIM) – plan01sでは、1枚の物理的なSIMに複数のサブスクリプションを追加することができます。
plan01sに追加できるサブスクリプションはplanP1、planX1、planX2です。それぞれ以下のような特徴があります。
・planX1は日本を対象に0.02 USD/MBでご利用いただけます。KDDI LTE 回線およびソフトバンク回線に対応しています。(ソフトバンク回線は今回追加となりました!)
・planP1はアジア圏を対象に割安なデータ通信料金で利用できます。
・planX2は日本を対象に0.01 USD/MBでご利用いただけます。KDDI 5G/LTE回線に対応しています。
詳細はplan01sに追加できるサブスクリプションをご確認ください。また、サブスクリプション追加時の基本料金についてはこちらのブログをご覧ください。
planX1のアップデート!
前置きが長くなりましたが、このたび planX1が日本国内において、KDDI回線に加えてソフトバンク回線を利用できるようになりました。
すでにplanX1をお使いのお客様は、自動的に両回線を利用可能です。特に契約更新などは不要で、本日より適用されています。お手持ちの端末がソフトバンク回線に対応していれば、KDDI回線と併用していただけます。
なお、料金は利用している回線種別に影響されることなく、一律で planX1の料金となります(USD 0.02/MiB)。そのため、お客様はどちらの回線に接続されているかを意識することなくお使いただけます。
plan01sに追加できるサブスクリプションをまとめると以下のようになります。
![](/img/2021/11/02/3279580/l/00a5e2187a9993a5.jpg)
(*1):エリア(国と地域)によって異なります。詳しくは、データ通信料金と対応しているキャリア(planP1)を参照してください。
plan01sは日本を含む140を超える国と地域でご利用いただけます。日本においてはドコモ回線とソフトバンク回線をご利用いただけます。データ通信料などはご利用料金をご覧ください。
SORACOM IoT SIMではplan01sを含めて、様々な選択肢を提供しています。
まずは「利用を予定している地域」、例えば日本国内で使う、またはグローバルに使いたいといった視点で絞り込んでいただくのが良いでしょう。次は利用したいキャリア(通信回線)です。複数のキャリアで幅広い通信エリアを確保したい、もしくはKDDI 5Gといった最新テクノロジーの検証をするといった目的でお選びください。併せて料金をご確認いただく事で、目的のサブスクリプションがお選びいただけるかと思います。
ソラコムでは、世界中のヒトとモノをつなげ共鳴する社会に向けて、お客様により安価に幅広いコネクティビティの選択肢をご提供すべく、継続的な回線接続の強化をすすめてまいります。
11月16日〜17日は「未来を創る技術に出会える2日間のオンラインカンファレンス」SORACOM Tech Days 2021が開催されます。SORACOMの技術アップデートに加え、幅広い最新技術を学べるイベントです。ぜひご覧ください。オンライン視聴/参加無料です。
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