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製造プロセスもアーキテクチャーも大刷新!

Core i9-12900KはRyzen 9 5950X超え?Alder Lake-SことデスクトップPC向け第12世代Coreが正式発表

2021年10月28日 01時00分更新

文● ジサトライッペイ 編集●ASCII

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メディア向けレビューキットには「湖」の写真も

 では、現物を見てみよう。今回我々が手に入れたメディア向けレビューキット外装から紹介する。

メディア向けレビューキットの外装

開けてみると、フタの裏には「Built for the next generation of gaming」というメッセージが飛び込んできた。今回も「ゲーミングPCならインテル」という強い自信を感じる。下に目をやれば、ダイの写真がプリントされた板が乗った中箱がある

ダイの板を外すと、インテルロゴ付きの台座が出てきた

ダイの板を台座に差してみた。ちなみに、ダイのデザイン的には右側からインタフェース系、Pコア、Eコア、GPUだと思われる

板の裏側はモノクロの湖の写真。左下に目をやれば、「Alder Lake - 2021」の文字があったので、おそらくリアルな「アルダー湖」の写真だと思われる。レビューキットでこんな遊びを入れてくるあたり、CPU性能に対する自信の表れかもしれない

ちなみに、Googleマップで「Alder Lake」で検索してみると、北米大陸だけで該当箇所が複数あったので、具体的にどこの「アルダー湖」(発音的には「オルダー湖」?)なのかわからなかった

中箱を外すとCPUが入った紙のパッケージ

Core i9-12900K

Core i5-12600K

 現時点でお伝えできる第12世代インテルCoreプロセッサーの情報は以上となる。アップデートポイントが多かったので駆け足気味だったが、アーキテクチャーのより詳しい解説は大原氏の記事(「HotChips 33で判明したAlder Lakeの詳細 インテル CPUロードマップ」「Intel Architecture Day 2021で発表された11のテーマ インテル CPUロードマップ」)を参照してほしい。

 また、性能に関してはこの段階ではそのポテンシャルにかなり期待が持てる話ばかりだったが、ここ2年ぐらいは競合の勢いに押され気味な印象もあったと思う。ゆえに、インテルファンとしては「ふぅ、ようやくか」という気持ちで心待ちにしていた方も多いだろう。もちろん、実際の性能はベンチマークをしてみないとなんとも言えないが、後日の検証記事をいましばしお待ちいただきたい。

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